特許
J-GLOBAL ID:201103065237449159

一段冷延法による製品磁気特性の優れた薄手高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願平1-032469
公開番号(公開出願番号):特開平2-209426
出願日: 1989年02月10日
公開日(公表日): 1990年08月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】重量%でC:0.060〜0.120%,Si:2.9〜4.5%,Mn:0.050〜0.090%,S又はSeの何れか一方又は双方:0.020〜0.060%,Sn:0.02〜0.25%並びに酸可溶性Al,Nを含み、残部:Feおよび不可避的不純物からなる珪素鋼スラブを高温加熱し、熱間圧延し、熱延板を1030〜1200°Cの温度範囲で10分間以内焼鈍し、焼鈍後急冷し、次いで冷間圧延し、冷間圧延後の板厚を0.12〜0.17mmとし、水素を含む湿潤雰囲気中で脱炭焼鈍を行い、マグネシアを主とする焼鈍分離剤を塗布し、昇温途中少くとも1000°C迄、窒素を含む雰囲気を用いる高温仕上焼鈍を行い、張力コーティングを行う薄手一方向性電磁鋼板の製造方法において、前記珪素鋼スラブの含有するNと酸可溶性Alについて、N:0.0050〜0.0100%,酸可溶性Al:{(27/14)×N(%)+0.0035}〜{(27/14)×N(%)+0.0100}%とし、且つ、冷延圧下率が85〜92%となる熱延板の板厚とし、且つ、熱延板中のN as AlN含有量を0.0005〜0.0020%に制御する熱延を行い、且つ、熱延板焼鈍後冷却後の鋼板断面の板厚方向平均硬度をHv(1kg)200以上、230未満に制御することを特徴とする一段冷延法による製品磁気特性の優れた薄手高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12 B ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16
FI (1件):
H01F 1/16 B

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