特許
J-GLOBAL ID:201103065470305310

天然ガスの凝縮物の脱水、脱酸および分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-250410
公開番号(公開出願番号):特開平2-120394
特許番号:特許第2772435号
出願日: 1989年09月26日
公開日(公表日): 1990年05月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】ガスから、水、メタン以外の炭化水素、および酸性ガスを少なくとも一部除去することを目的とする、メタン、水、メタン以外の少なくとも1つの炭化水素、および少なくとも1つの酸性ガスを含むガスの処理方法において、下記工程:(a)前記ガスと、水および溶媒を同時に含む再循環液相とを接触させ、前記溶媒が、水以外の、標準では液体の非炭化水素有機化合物であり、前記化合物は少なくとも一部水と混和でき、水の蒸溜温度以下の温度で蒸溜できるものであり、前記再循環液相と比較して溶媒プアにされた水性液相と、溶媒が仕込まれた気相とを得るようにする工程、(b)工程(a)からの気相を冷却して、これを一部凝縮するようにし、得られた凝縮物は水相と炭化水素相とからなり、凝縮物を非疑縮ガスから分離する工程、(c)非凝縮ガスを上昇方向へ流通させ、これを冷却してその一部を凝縮し、生じた凝縮液体を、上昇ガスとの向流接触下に下降方向へ流通させ、前記接触後に非凝縮気相、および工程(b)の凝縮物と前記凝縮液体との混合物を回収することによって、非凝縮ガスを精留し、前記混合物は水性液相および炭化水素液相からなる工程、(d)工程(c)で得られた炭化水素液相から、デカンテーションによって水性液相を分離し、炭化水素相を抜出し、水相を工程(a)へ再循環する工程、(e)工程(c)からの非凝縮気相と、工程(f)からの再生溶媒相とを接触させて、前記非凝縮気相中に存在する酸性ガスの少なくとも一部を、前記溶媒相中に溶解するようにし、脱酸気相と、酸性ガスが仕込まれた溶媒相とを回収する工程、(f)減圧および/または加熱によって、工程(e)で回収された溶媒相から酸性ガスの少なくとも一部を放出させ、生じた再生溶媒相を工程(e)へ再送する工程、からなることを特徴とする方法。
IPC (1件):
C10L 3/10 CSK
FI (1件):
C10L 3/00 CSK B

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