特許
J-GLOBAL ID:201103065500814002

エスカレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  上田 俊一 ,  吉田 潤一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-033920
公開番号(公開出願番号):特開2011-168369
出願日: 2010年02月18日
公開日(公表日): 2011年09月01日
要約:
【課題】乗客をのせて上昇運転する踏段が緊急停止するときに、乗客への体力的な負担を軽減することのできるエスカレータを得る。【解決手段】踏段と、踏段を駆動する電動機と、移動手摺20と、移動手摺20を加圧挟持する駆動ローラ62及び加圧ローラ63を有し、移動手摺20を踏段16に同期させて移動させる手摺駆動装置50と、を備えるエスカレータにおいて、手摺駆動装置50は、手摺押圧機構70A,70B、及び手摺押圧機構70A,70Bを制御する手摺駆動制御手段27と、を備え、手摺駆動制御手段27は、踏段の緊急停止信号を検出し、踏段に荷重がかけられていると判断すると、移動手摺20への駆動力の伝達を解除するとともに、移動手摺20の減速度を、踏段の減速度より小さい所定の範囲内に保つように手摺押圧機構70A,70Bを制御する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
一対の乗降口間を循環移動可能に設けられた踏段と、上記踏段にかけられた荷重に応じた荷重情報値を出力する荷重情報取得手段と、上記踏段を駆動する駆動手段と、上記駆動手段に制動をかける制動装置と、上記制動装置を制御する制動制御手段と、上記踏段を挟むように対向して立設された一対の欄干の周縁に沿って移動可能に設けられた一対の移動手摺と、上記駆動手段の駆動力が伝達されて回転する駆動ローラ、及び上記駆動ローラとの間に上記移動手摺を加圧挟持する加圧ローラを有し、上記駆動ローラを介して上記移動手摺に伝達される上記駆動力により、上記移動手摺を上記踏段に同期させて移動させる手摺駆動装置と、上記移動手摺の移動速度を検出する手摺速度検出手段と、 を備えるエスカレータにおいて、 上記手摺駆動装置は、上記駆動ローラと上記移動手摺との間の上記駆動力の伝達及び伝達解除を切り替える駆動力制限手段と、上記移動手摺に制動をかける手摺制動手段と、上記駆動力制限手段、及び上記手摺制動手段を制御する手摺駆動制御手段と、 を備え、 上記制動制御手段は、上記踏段の緊急停止信号を検出すると、上記制動装置の制動力を制御して、上記踏段を所定の減速度で減速させ、 上記手摺駆動制御手段は、上記踏段の緊急停止信号を検出し、さらに上記荷重情報値に基づいて上記踏段に荷重がかけられていると判断すると、上記移動手摺への上記駆動力の伝達を解除するように上記駆動力制限手段を制御するとともに、上記手摺速度検出手段の出力に基づいて算出される上記移動手摺の減速度を、上記踏段の減速度より小さい所定の範囲内に保つように上記手摺制動手段を制御することを特徴とするエスカレータ。
IPC (2件):
B66B 29/04 ,  B66B 23/04
FI (2件):
B66B29/04 Z ,  B66B23/04 B
Fターム (7件):
3F321AA04 ,  3F321CA43 ,  3F321CA49 ,  3F321DA05 ,  3F321EA08 ,  3F321EB08 ,  3F321GA09

前のページに戻る