特許
J-GLOBAL ID:201103065686756830
連結車両
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
古谷 史旺
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-090562
公開番号(公開出願番号):特開2002-284046
特許番号:特許第4286468号
出願日: 2001年03月27日
公開日(公表日): 2002年10月03日
請求項(抜粋):
【請求項1】 連結器(5)を有する牽引車(2)と、
前記牽引車(2)に前記連結器(5)を介して連結された被牽引車(3)とを備えた連結車両(1)において、
前記牽引車(2)と前記被牽引車(3)との間に掛け渡され、長さが変化可能なワイヤ部材(11)と、
前記ワイヤ部材(11)に設けられた弾性部材(20)と、
前記牽引車(2)と前記被牽引車(3)との間の連結角度を検出する連結角度検出手段(39)と、
前記牽引車(2)の車輪の操舵角を検出する操舵角検出手段(40)と、
前記牽引車(2)の車速を検出する車速度検出手段(38)と、
前記連結角度の制御を行う制御装置(36)と、
車体速度と前記連結角度との関連を記載した第1マップ(42A)と、前記牽引車(2)が路面上で滑らない通常旋回走行時における操舵角と前記連結角度の理論値との関連を記載した第2マップ(42B)と、前記連結角度のしきい値(a)とが格納されている記憶装置(42)と、
前記ワイヤ部材(11)の長さを拘束する拘束手段(7)とを備え、
前記制御装置(36)は、
前記連結角度検出手段(39)により検出された前記連結角度が前記記憶装置(42)に格納されるしきい値(a)以上か否かを判断する連結角度判断手段(43)と、
前記連結角度判断手段(43)によって検出された前記連結角度が前記しきい値(a)以上の場合、検出された前記連結角度が、前記記憶装置(42)に格納される理論値に不一致であるか否かを判断する連結角度比較手段(44)とを備え、
前記拘束手段(7)は、
前記牽引車(2)または前記被牽引車(3)に設けられて前記ワイヤ部材(11)を繰り出す回転自在のドラム(31)と、
前記ドラム(31)に一体に設けられた爪車(30)と、
前記牽引車(2)または前記被牽引車(3)に設けられて前記爪車(30)に係脱自在のストッパ(34)とからなり、
前記連結角度判断手段(43)によって検出された前記連結角度と前記連結角度の理論値との不一致の判断結果に基づいて、退避位置の前記ストッパ(34)が突出して前記爪車(30)に係合し、前記ドラム(31)の回転を停止し、前記ワイヤ部材(11)の繰り出しが停止され、前記連結角度の増大が規制され、前記操舵角検出手段(40)により前記牽引車(2)の操舵角が検出され、この操舵角に応じた連結角度の理論値が第2マップ(42B)から探し出され、前記連結角度比較手段(44)により検出された連結角度がその理論値と一致するか否かが判断され、検出された連結角度がその理論値と一致していると判断されると、連結角度の理論値は、前記牽引車(2)が路面上で滑らない通常旋回走行時に検出される前記牽引車(2)の操舵角に対応しており、前記連結角度を規制する必要がなくなり、前記ストッパ(34)は引っ込み、退避位置に戻り、通常旋回走行時には連結角度は規制されない
ことを特徴とする連結車両。
IPC (2件):
B62D 53/00 ( 200 6.01)
, B60D 1/30 ( 200 6.01)
FI (2件):
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特公昭56-030219
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特開昭59-160673
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