特許

J-GLOBAL ID：201103065813930844

木造軸組における耐震構造

発明者： 山田 耕司
出願人/特許権者： 独立行政法人国立高等専門学校機構
代理人 (4件)： 牛木 護 ,  吉田 正義 ,  今枝 弘充 ,  梅村 裕明
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-175774
公開番号（公開出願番号）：特開2011-026895
出願日： 2009年07月28日
公開日（公表日）： 2011年02月10日
要約：

【課題】柱脚引抜力を緩和することができる木造軸組における耐震構造を提供する。【解決手段】一対の柱2,2Aと、これら柱2,2Aに接合された上段横架材3及び土台1と、一対の柱2,2A間に設けた耐震壁5,6とを備える。一方の柱2と離れた位置で、上段横架材3,中段横架材4A及び土台1に補助柱11を接合し、この補助柱11の上部と一方の柱2の上部とを小壁14により接合したから、地震などにより上段横架材3に他方の柱2A側から水平力が加わると、補助柱11の下部に圧縮力Xが発生し、この圧縮力Xに応じて、他方の柱2の下部における引抜力が低減される。また、柱2と上段横架材3及び中段横架材4Aを緊結したから、柱2,2Aに作用する引抜力を確実に低減することができる。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

一対の柱と、これら柱に接合された上段横架材及び下段横架材と、前記一対の柱間に設けた面材とを備えた木造軸組における耐震構造において、前記一対の柱の一方と離れた位置で、前記上段横架材,中段横架材及び下段横架材に補助柱を接合し、この補助柱の上部と前記一対の柱の一方の上部とを補助面材により接合したことを特徴とする木造軸組における耐震構造。

IPC (3件)：

E04G 23/02 ,  E04B 1/26 ,  E04B 2/56

FI (3件)：

E04G23/02 D ,  E04B1/26 F ,  E04B2/56 643A

Fターム (8件)：

2E002EB12 ,  2E002FA03 ,  2E002JC01 ,  2E002LA01 ,  2E002LA02 ,  2E002MA12 ,  2E176AA09 ,  2E176BB28

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 一体パネル構造耐力壁
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-310584   出願人：金子喜男
• 木質建築構法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-054425   出願人：株式会社トラバース