特許
J-GLOBAL ID:201103065869724759

アルミニウム多孔質焼結体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-082008
公開番号(公開出願番号):特開2011-214047
出願日: 2010年03月31日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】600μm以下の微小・整寸の開気孔を有する高気孔率であって、部位により気孔率の異なる三次元網口状の複数の空孔を有するアルミニウム多孔質焼結体を、容易かつ安価に得る。【解決手段】アルミニウム粉末にチタンおよび/または水素化チタンを含む焼結助剤粉末を混合してアルミニウム混合原料粉末とし、水溶性樹脂結合剤と水と可塑剤と非水溶性炭化水素系有機溶剤とを添加・混合して粘性組成物3とし、この粘性組成物をドクターブレード法により、一方の端縁から他方の端縁にかけて厚さが漸次増大するように、ドクターブレードの間隙を一方の端部から他方の端部に亘って漸次大きくして被塗工材上に塗工し、この塗工後の粘性組成物3を当該被塗工材上で発泡させた後に乾燥させることによって焼結前成形体15とし、非酸化性雰囲気にてTm-10(°C)≦T≦685(°C)となる加熱焼成温度T(°C)で加熱焼成することによりアルミニウム多孔質焼結体17を得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
アルミニウム粉末にチタンおよび/または水素化チタンを含む焼結助剤粉末を混合してアルミニウム混合原料粉末とし、次いでこのアルミニウム混合原料粉末に、水溶性樹脂結合剤と、水と、多価アルコール、エーテルおよびエステルのうちの少なくとも1種からなる可塑剤と、炭素数5〜8の非水溶性炭化水素系有機溶剤とを添加・混合して粘性組成物とし、 この粘性組成物をドクターブレード法により、一方の端縁から他方の端縁にかけて厚さが漸次増大するように、ドクターブレードの間隙を一方の端部から他方の端部に亘って漸次大きくして被塗工材上に塗工し、この塗工後の粘性組成物を当該被塗工材上で発泡させた後に乾燥させることによって焼結前成形体とし、 この焼結前成形体を非酸化性雰囲気にて、上記アルミニウム混合原料粉末が融解を開始する温度をTm(°C)としたときに、Tm-10(°C)≦T≦685(°C)となる加熱焼成温度T(°C)で加熱焼成することによりアルミニウム多孔質焼結体を得ることを特徴とするアルミニウム多孔質焼結体の製造方法。
IPC (5件):
B22F 3/11 ,  B22F 3/02 ,  B22F 1/00 ,  B22F 3/10 ,  B22F 3/24
FI (5件):
B22F3/11 A ,  B22F3/02 L ,  B22F1/00 N ,  B22F3/10 F ,  B22F3/24 F
Fターム (11件):
4K018AA14 ,  4K018BA08 ,  4K018BA20 ,  4K018BB04 ,  4K018BC12 ,  4K018CA08 ,  4K018CA33 ,  4K018DA21 ,  4K018DA31 ,  4K018FA01 ,  4K018KA22
引用特許:
審査官引用 (6件)
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