特許
J-GLOBAL ID:201103066574526951

仮想計算機、仮想計算機モニタ、および計算機の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 松倉 秀実 ,  平川 明 ,  高田 大輔 ,  遠山 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-007426
公開番号(公開出願番号):特開2011-145956
出願日: 2010年01月15日
公開日(公表日): 2011年07月28日
要約:
【課題】仮想計算機において、ゲストOSが入出力処理を伴う処理に対して取得する性能情報の精度を向上する。【解決手段】仮想計算機モニタ1は、タイマ変調手段6により、ゲストOS10Bからタイマへの設定期間経過後のタイマ割り込みの発生を設定するタイマ設定をタイマに代わって受け取り、ゲストOS10Bが仮想計算機モニタ1を通じて入出力装置にデータを入出力するときに、ゲストOS10Bが認識する入出力待ち時間と入出力待ち時間以外の入出力処理時間との割合が、仮想計算機モニタ1が認識する入出力待ち時間と入出力処理時間との割合に近づくように、タイマ設定を変更して、タイマ割り込みを受信したときに、タイマ割り込みの発生をゲストOS10Bに通知する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
メモリ、プロセッサ、タイマおよび入出力装置を含む計算機と、 前記メモリ上に展開され、前記プロセッサで実行される仮想計算機モニタであって、少なくとも1つのゲストOS(Operating System)の前記プロセッサ上での実行を制御するとともに、前記ゲストOSから前記計算機への処理要求を受け付け、前記処理要求に対する前記計算機での実行結果を前記ゲストOSに引き渡す仮想計算機モニタと、を備え、 前記仮想計算機モニタは、 前記ゲストOSから前記タイマへの設定期間経過後のタイマ割り込みの発生を設定するタイマ設定を前記タイマに代わって受け取る手段と、 前記ゲストOSが前記仮想計算機モニタを通じて前記入出力装置にデータを入出力するときに、前記ゲストOSが認識する入出力待ち時間と入出力待ち時間以外の入出力処理時間との関係が、前記仮想計算機モニタが認識する入出力待ち時間と入出力処理時間との関係に近づくように、前記タイマ設定の設定期間を変更するタイマ変更手段と、 前記タイマ割り込みを受信したときに、前記タイマ割り込みの発生を前記ゲストOSに通知する手段として前記プロセッサを機能させる仮想計算機。
IPC (3件):
G06F 9/46 ,  G06F 9/48 ,  G06F 13/10
FI (3件):
G06F9/46 350 ,  G06F9/46 315A ,  G06F13/10 330C
Fターム (1件):
5B014FB05

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