特許
J-GLOBAL ID:201103066765936696
レーダ装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
高橋 省吾
, 稲葉 忠彦
, 村上 加奈子
, 中鶴 一隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-194070
公開番号(公開出願番号):特開2011-069819
出願日: 2010年08月31日
公開日(公表日): 2011年04月07日
要約:
【課題】 大規模なフェイズドアレイアンテナ装置において、フィールド内で温度差が発生する場合において、アンテナ装置までのケーブルの位相を測定及び補償することが可能なレーダ装置を提供する。【解決手段】 複数の素子アンテナにそれぞれ接続され、送信波及び受信波を伝送する複数の伝送線路と、複数の移相器と複数の素子アンテナとの接続をそれぞれ短絡へ切り替え可能な複数の接続・短絡切替部のうち、少なくとも一つが短絡側へ切り替わったときに、短絡された伝送線路以外の複数の伝送線路を伝送する各信号の位相を、短絡された伝送線路に対応する移相器以外の、複数の移相器の移相量を制御し、順次、位相を変更させる位相設定部と、波源からの送信波が複数の接続・短絡切替部による短絡で生じた反射波を含む波源からの送信波の反射波を、順次、蓄積していくデータ蓄積部が所定回数蓄積した反射波のデータの加算値から位相を補償する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の素子アンテナから構成されるフェイズドアレイアンテナから送信波を送信し、その送信波が物質により反射した電波を受信波として受信することで、目標の検出や大気状況の観察を行うレーダ装置において、前記複数の素子アンテナにそれぞれ接続された複数の移相器と、これらの複数の移相器を介して、前記複数の素子アンテナにそれぞれ接続され、送信波及び受信波を伝送する複数の伝送線路と、前記複数の移相器と前記複数の素子アンテナとの接続をそれぞれ短絡へ切り替え可能な複数の接続・短絡切替部と、これらの複数の接続・短絡切替部のうち、少なくとも一つが短絡側へ切り替わったときに、短絡された伝送線路以外の前記複数の伝送線路を伝送する各信号の位相を、短絡された伝送線路に対応する前記移相器以外の、前記複数の移相器の移相量を制御し、順次、位相を変更させる位相設定部と、波源からの送信波が前記複数の接続・短絡切替部による短絡で生じた反射波を含む前記波源からの送信波の反射波を、順次、蓄積していくデータ蓄積部と、このデータ蓄積部が所定回数蓄積した反射波のデータの加算値から、短絡された伝送線路の位相を測定する伝送線路位相測定部と、この伝送線路位相測定部により位相を測定された伝送線路に対応する前記移相器の移相量を制御し、位相を補償することが可能な位相補償制御部とを備えたレーダ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (7件):
5J070AD10
, 5J070AE12
, 5J070AF01
, 5J070AH34
, 5J070AJ13
, 5J070AK04
, 5J070AK36
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