特許
J-GLOBAL ID:201103066905042763
高圧縮強度耐サワーラインパイプ用溶接鋼管及びその製造方法
発明者:
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
落合 憲一郎
, 森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-261870
公開番号(公開出願番号):特開2011-132600
出願日: 2010年11月25日
公開日(公表日): 2011年07月07日
要約:
【課題】鋼管成形での特殊な成形条件や、造管後の熱処理を必要とせず、鋼板の金属組織を最適化することで、圧縮強度の高い厚肉の耐サワーラインパイプ用溶接鋼管を提供する。【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.06%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.8〜1.6%、P:0.012%以下、S:0.0015%以下、Al:0.01〜0.08%、Nb:0.005〜0.050%、Ti:0.005〜0.025%、Ca:0.0005〜0.0035%、N:0.0020〜0.0060%、を含有し、C(%)-0.065Nb(%)が0.025以上であり、CP値が0.95以下,Ceq値が0.28以上であり、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼管であり、金属組織がベイナイト分率:80%以上、島状マルテンサイトの分率:2%以下、ベイナイトの平均粒径:5μm以下である高圧縮強度耐サワーラインパイプ用溶接鋼管。 【選択図】図3
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.02〜0.06%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.8〜1.6%、P:0.012%以下、S:0.0015%以下、Al:0.01〜0.08%、Nb:0.005〜0.050%、Ti:0.005〜0.025%、Ca:0.0005〜0.0035%、N:0.0020〜0.0060%、を含有し、C(%)-0.065Nb(%)が0.025以上であり、下式で表されるCP値が0.95以下、Ceq値が0.28以上であり、Ti/Nが1.5〜4.0の範囲であって、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼管であり、金属組織がベイナイト分率:80%以上、島状マルテンサイト(MA)の分率:2%以下、ベイナイトの平均粒径:5μm以下であることを特徴とする、高圧縮強度耐サワーラインパイプ用溶接鋼管。
CP=4.46C(%)+2.37Mn(%)/6+{1.18Cr(%)+1.95Mo(%)+1.74V(%)}/5+{1.74Cu(%)+1.7Ni(%)}/15+22.36P(%)
Ceq=C(%)+Mn(%)/6+{Cr(%)+Mo(%)+V(%)}/5+{Cu(%)+Ni(%)}/15
なお、式中、M(%)は元素Mの含有量(質量%)を示し、元素Mが無添加の場合は、0%として計算する。
IPC (5件):
C22C 38/00
, C22C 38/14
, C22C 38/58
, C21D 8/02
, B21C 37/08
FI (6件):
C22C38/00 301Z
, C22C38/00 301F
, C22C38/14
, C22C38/58
, C21D8/02 C
, B21C37/08 A
Fターム (28件):
4E028CA04
, 4E028CB04
, 4E028CB06
, 4E028LA08
, 4K032AA01
, 4K032AA04
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA14
, 4K032AA16
, 4K032AA19
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032BA01
, 4K032BA03
, 4K032CA01
, 4K032CA02
, 4K032CB02
, 4K032CC03
, 4K032CD03
, 4K032CF01
, 4K032CF02
前のページに戻る