特許
J-GLOBAL ID:201103067479854964

電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法及び該製造方法により得られるキャリア芯材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-024809
公開番号(公開出願番号):特開2011-164224
出願日: 2010年02月05日
公開日(公表日): 2011年08月25日
要約:
【課題】各重金属を含有しないのみならず、Mn含有量を低減し、高磁化でありながら中抵抗又は高抵抗といった所望の抵抗が得られるだけでなく、高帯電で、良好な見掛け密度を有し、かつ適度な凹凸を有する表面性と揃った形状とを兼ね備える電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法等を提供する。【解決手段】Fe、Mg、Ti及びSrを少なくとも含有し、少なくともスピネル構造及びTi化合物の構造を有するフェライト粒子からなる電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法であって、(1)少なくともMg化合物、Sr化合物及びFe2O3を所定の雰囲気下、添加、混合、焼成してFe2+を含む混合物を得る第1焼成工程と、(2)得られた混合物をスラリー化して、スラリー粒子を造粒する造粒工程と、(3)造粒物を所定の雰囲気下で焼成し、フェライト化させる第2焼成工程と、(4)再度、所定の雰囲気下で焼成し、磁化及び表面性を調整する第3焼成工程と、(5)粒子表面に酸化皮膜を形成する酸化皮膜処理工程とを有し、上記第1焼成工程後のFe2O3残留量が0〜60重量%であり、かつ上記造粒工程においてTi化合物を添加する電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法を採用する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
Fe、Mg、Ti及びSrを少なくとも含有し、少なくともスピネル構造及びTi化合物の構造を有するフェライト粒子からなる電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法であって、 (1)少なくともMg化合物、Sr化合物及びFe2O3を非酸化性雰囲気又は弱還元性雰囲気下、添加、混合、焼成してFe2+を含む混合物を得る第1焼成工程と、 (2)得られた混合物をスラリー化した後、スラリー粒子を造粒する造粒工程と、 (3)造粒物を非酸化性雰囲気又は弱還元性雰囲気下で焼成し、フェライト化させる第2焼成工程と、 (4)再度、非酸化性雰囲気又は弱還元性雰囲気下で焼成し、磁化及び表面性を調整する第3焼成工程と、 (5)粒子表面に酸化皮膜を形成する酸化皮膜処理工程と、 を有し、上記第1焼成工程後のFe2O3残留量が0〜60重量%であり、かつ上記造粒工程においてTi化合物を添加することを特徴とする電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法。
IPC (2件):
G03G 9/107 ,  C01G 49/00
FI (2件):
G03G9/10 321 ,  C01G49/00 C
Fターム (10件):
2H005BA02 ,  2H005BA11 ,  2H005CA30 ,  2H005CB04 ,  2H005CB06 ,  2H005CB18 ,  2H005EA05 ,  4G002AA08 ,  4G002AB02 ,  4G002AE03

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