特許
J-GLOBAL ID:201103067628560863

光学用両面感圧性接着シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 幸久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-265860
公開番号(公開出願番号):特開2011-111462
出願日: 2009年11月24日
公開日(公表日): 2011年06月09日
要約:
【課題】高い耐腐食性と接着信頼性とを兼ね備えた光学用両面感圧性接着シートを提供する。【解決手段】本発明の光学用両面感圧性接着シートは、特定の耐腐食性試験で求められる抵抗比が90〜120であり、且つ特定の耐発泡剥がれ試験で求められる気泡の平均気泡径が1.0mm以下である感圧接着剤層を有することを特徴とする。さらに、本発明の光学用両面感圧性接着シートは、全光線透過率が90%以上であり、ヘーズが1.5以下であることが好ましい。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記の耐腐食性試験で求められる抵抗比が90〜120であり、且つ下記の耐発泡剥がれ試験で求められる気泡の平均気泡径が1.0mm以下である感圧接着剤層を有することを特徴とする光学用両面感圧性接着シート。 耐腐食性試験:導電性フィルム(商品名「エレクリスタ」、日東電工株式会社製、サイズ:長さ70mm×幅25mm)の長さ方向の両端15mmに銀層を形成して、銀層を有する導電性フィルムを得る。該銀層を有する導電性フィルムの中央部に、感圧性接着シート(サイズ:長さ50mm×幅20mm)を、前記の感圧接着剤層の提供する感圧接着面において一方の銀層に接する面積と他方の銀層に接する面積とが同じになるように貼り合わせて試験体を作製する。次に、該試験体において、銀層間の初期の抵抗値を測定し、その後、該試験体を温度60°C、湿度95%RHの環境下で2週間処理して処理後の銀層間の抵抗値を測定する。そして、初期の銀層間の抵抗値を100と換算した場合の処理後の銀層間の抵抗値の換算値を抵抗比とする。 耐発泡剥がれ試験:感圧性接着シートに、前記の感圧接着剤層が感圧接着面を提供できるように、一方の感圧接着面に厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを貼り合わせて試験片とする。次に、耐擦傷処理が施されているアクリル板(商品名「アクリライトMR200、三菱レイヨン株式会社製)に、アクリル板の耐擦傷処理面と前記の感圧接着剤層が提供する感圧接着面とが接する形態で試験片を貼り合わせて、耐擦傷処理が施されているアクリル板と厚み50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムとが感圧性接着シートを介して接合されている構成物を得る。そして、該構成物を、50°Cの環境下で1日間処理し、さらに80°Cの環境下で4日間処理して、アクリル板の耐擦傷処理面と前記の感圧接着剤層との界面に発生する気泡の平均気泡径を求める。なお、気泡が生じない場合は0とする。
IPC (2件):
C09J 7/02 ,  C09J 201/00
FI (2件):
C09J7/02 Z ,  C09J201/00
Fターム (19件):
4J004AA10 ,  4J004AB01 ,  4J004CA02 ,  4J004CA03 ,  4J004CA06 ,  4J004CB03 ,  4J004EA05 ,  4J004FA04 ,  4J004FA08 ,  4J040DF031 ,  4J040DF091 ,  4J040JA09 ,  4J040JB09 ,  4J040LA06 ,  4J040LA07 ,  4J040LA10 ,  4J040MA05 ,  4J040MA10 ,  4J040NA17
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る