特許
J-GLOBAL ID:201103067754895285

エンベロープ発生器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若原 誠一
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願平3-136903
公開番号(公開出願番号):特開平4-356098
出願日: 1977年01月25日
公開日(公表日): 1992年12月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】発生できる楽音の数より多くない複数の楽音発生手段を有する電子楽器において、複数のエンベロープ波形の生成の開始をそれぞれ指示する複数の開始指示手段と、この複数の開始指示手段の開始指示に応じて、この開始指示のあった開始指示手段に対し、上記楽音発生手段を割り当てる割り当て手段と、上記開始指示手段によるエンベロープ波形の生成の開始指示以降、各エンベロープ波形生成のための演算情報を、上記楽音発生手段が割り当てられた各楽音につき、時分割に発生する演算情報発生手段と、この演算情報発生手段より発生される演算情報に基づいて、上記楽音発生手段が割り当てられた各楽音につき、一定周期のインターバル時間ごとに、複数のエンベロープ波形のレベル値に対し、所定値を時分割に演算して、当該エンベロープ波形のレベル値を大きくなるように時分割に演算する増大演算手段と、上記演算情報発生手段より発生される演算情報に基づいて、上記楽音発生手段が割り当てられた各楽音につき、一定周期のインターバル時間ごとに、複数のエンベロープ波形のレべル値に対し、所定値を時分割に演算して、当該エンベロープ波形のレベル値を小さくなるように時分割に演算する減少演算手段と、上記増大演算手段によるエンベロープ波形のレベル値の演算処理と上記減少演算手段によるエンベロープ波形のレベル値の演算処理とを、上記楽音発生手段が割り当てられた各楽音の各エンベロープ波形ごとに時分割に切り換える切り換え手段と、上記増大演算手段または減少演算手段で演算された各エンベロープ波形のレベル値を、上記楽音発生手段が割り当てられた各楽音につき、上記時分割処理に同期して、個別に順次記憶する記憶手段と、この記憶手段より各エンベロープ波形のレベル値を、上記時分割処理に同期して、個別に順次読み出して、再び上記増大演算手段または減少演算手段に、上記所定値が演算されるエンベロープ波形のレベル値として供給する読み出し手段と、上記各エンベロープ波形の立上りから終了までを各部分に分割し、この各部分において上記増大演算手段または減少演算手段による演算によって到達すべき目標のレベル値を指示する目標値指示手段と、この目標値指示手段から指示される各目標のレベル値に対し、上記増大演算手段及び減少演算手段によって演算された各エンベロープ波形のレベル値が達したか否かを、上記楽音発生手段が割り当てられた各楽音につき、時分割に判別する判別手段と、この判別手段の判別結果に応じて、上記目標値指示手段から指示される目標のレベル値を、上記エンベロープ波形の次の部分の目標のレベル値に切り換えさせる目標値切り換え手段と、上記増大演算手段によるエンベロープ波形のレベル値の演算処理または上記減少演算手段によるエンベロープ波形のレベル値の演算処理につき、上記増大演算手段または上記減少演算手段からの新たな演算値を選択し、これを新たなエンペロープ波形のレベル値として出力させることにより、エンベロープ波形のレベル値を変化させるか、または上記増大演算手段または上記減少演算手段へ送られる前の演算値を選択し、これを新たなエンベロープ波形のレベル値として出力させることにより、エンベロープ波形のレベル値を変化させないかを、上記楽音発生手段が割り当てられた各楽音の各エンベロープ波形ごとに時分割に切り換える選択切り換え手段と、この選択切り換え手段から切り換え選択されたレベル値をエンベロープ波形として利用する利用手段と、上記選択切り換え手段の前の演算値の選択に対する新たな演算値の選択の周期を、上記楽音発生手段が割り当てられた各楽音の各エンベロープ波形ごとに時分割に切り換える切り換え周期制御手段とを備えたことを特徴とするエンベロープ発生器。
IPC (1件):
G10H 1/057 Z

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