特許
J-GLOBAL ID:201103067861484450
口座管理システムおよび口座管理処理方法、並びにプログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
中野 寛也
, 安藤 武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-081333
公開番号(公開出願番号):特開2011-215730
出願日: 2010年03月31日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】税金の支払いのための資金を計画的に確保することができる口座管理システムおよび口座管理処理方法を提供する。【解決手段】口座管理システム10では、顧客により入力されたロック期間および税率を設定情報DB30に記憶しておき、この税率および取引履歴DB31に記憶された取引履歴データを用いて、納税予定額算出処理手段23により納税予定額を算出して設定情報DB30に記憶しておき、ロック期間中に出金要求があったときに、ロック実行処理手段24により、口座残高DB32に記憶された顧客の口座の残高が、設定情報DB30に記憶された納税予定額未満になるか否かを判断し、納税予定額未満になる場合には出金を制限するロック処理を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
金融機関に開設された顧客の口座の残高を管理する処理を実行するコンピュータにより構成された口座管理システムであって、
顧客の口座の残高を、顧客識別情報と関連付けて記憶する口座残高データべースと、
顧客により入力された少なくとも1種類の税金の税率、顧客により入力された前記少なくとも1種類の税金の支払用の資金確保のためのロック期間、および前記少なくとも1種類の税金の支払用の資金として確保しておくことが必要な納税予定額を、前記顧客識別情報と関連付けて記憶する設定情報データべースと、
顧客の金融商品に関する取引についての損益を含む取引履歴データを、前記顧客識別情報と関連付けて記憶する取引履歴データベースと、
各顧客の顧客識別情報に関連付けられて前記取引履歴データベースに記憶された前記取引履歴データ、および前記各顧客の顧客識別情報に関連付けられて前記設定情報データべースに記憶された前記税率を用いて、前記各顧客の納税予定額を算出し、算出した前記納税予定額を、前記各顧客の顧客識別情報と関連付けて前記設定情報データべースに記憶させる処理を実行する納税予定額算出処理手段と、
顧客若しくはその入力代行者の操作する端末装置、または金融商品の売買取引システムを含む他のシステムから、顧客の口座からの出金要求信号を受信したときに、出金要求に係る顧客の顧客識別情報に関連付けられて前記設定情報データべースに記憶された前記納税予定額および前記ロック期間を取得するとともに、前記出金要求に係る顧客の顧客識別情報に関連付けられて前記口座残高データべースに記憶された前記出金要求に係る顧客の口座の残高を取得し、前記出金要求信号の受信時が前記ロック期間中である場合には、前記出金要求に係る顧客の口座の残高から出金要求に係る金額を減じて得られる金額が、前記納税予定額未満になるか否かを判断し、前記納税予定額未満になる場合には、前記出金要求に係る金額のうち少なくとも前記納税予定額への浸食相当分について出金を制限するロック処理を実行するロック実行処理手段と
を備えたことを特徴とする口座管理システム。
IPC (2件):
FI (2件):
G06F17/60 234G
, G06F17/60 412
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