特許
J-GLOBAL ID:201103068108066315

1/fノイズの乱数列の個々の乱数を必要に応じて生成するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 特許業務法人原謙三国際特許事務所 ,  原 謙三 ,  木島 隆一 ,  金子 一郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-553636
特許番号:特許第3754024号
出願日: 2001年11月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 望ましいスペクトル値βを決定する工程と、 1/fノイズの生成される乱数の数を決定する工程と、 強度定数constを決定する工程と、 経過変数nのための初期値を決定する工程と、を含み、 長さnのベクトルyの、望ましい数の要素y(n)が、1/f分散された乱数に基づいて演算されるまでの間、以下のステップ、すなわち 経過変数nの現在の数値を1だけ増加させるステップ(1)と、 シミュレーション時間区間[tn-1;tn]を決定するステップ(2)と、 以下の式 Cij:=const・(-|tj-ti|β+1+|tj-1-ti|β+1 +|tj-ti-1|β+1-|tj-1-ti-1|β+1) i,j=1,...,n に基づいて、n×n次元の共分散行列Cの要素Cijを決定するステップ(3)と、 共分散行列Cを反転することにより、行列C-1を決定するステップ(4)と、 以下の式 σ=sqrt(1/e(n,n))(ただし、sqrtは平方根を表し、e(n,n)は反転された分散行列C-1の(n,n)によって示される要素を表す) に基づいて、変数σを決定するステップ(5)と、 長さnのベクトルxのn番目の構成要素を形成している、(0,1)正規分布の乱数を決定するステップ(6)と、 反転された共分散行列C-1のn番目の行の最初の(n-1)個の構成要素と、先行している(n-1)個のシミュレーション時間区間のために演算されている、ベクトルyの(n-1)個の要素とから、具体的には、以下の式 (ただし、y(n-1)はベクトルyの最初の(n-1)個の構成要素を表し、C-1・,nは反転された共分散行列C-1のn番目の行の最初の(n-1)個の構成要素を表し、C-1n,nは反転された共分散行列C-1の(n,n)によって示される要素を表す) に基づいて変数μを生成するステップ(7)と、 以下の式 Y(n)=x(n)*σ+μ に基づいて、1/f分散された乱数から長さnのベクトルyの要素y(n)を演算するステップ(8)と、をループ状に繰り返す、1/fノイズの乱数の少なくとも1つの数列を生成するための方法。
IPC (2件):
G06F 7/58 ( 200 6.01) ,  H03K 3/84 ( 200 6.01)
FI (2件):
G06F 7/58 B ,  H03K 3/84 Z

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