特許
J-GLOBAL ID:201103068631746150

縦方向設定記憶を有する車両用座席のためのスライドレールとこのスライドレールを含む座席

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 宮崎 昭夫 ,  金田 暢之 ,  石橋 政幸 ,  伊藤 克博
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-131043
公開番号(公開出願番号):特開平11-334431
特許番号:特許第4127928号
出願日: 1999年05月12日
公開日(公表日): 1999年12月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 自動車用座席のためのスライドレールであって、 自動車に固定されることになっている固定部分(6)と、 前記固定部分(6)に沿ってスライド可能に装着されており、かつ、いわゆる縦方向に前記座席が前後に移動することを可能にするために前記座席に固定されるようになっている可動部分(7)であって、少なくとも前記固定部分(6)が、ウェブ(10)と2つのフランジ(11)とを持つU字形の横断面を有し、前記固定部分(6)と前記可動部分(7)とが内側容積を画定し、前記固定部分(6)の前記2つのフランジ(11)が互いに向かって折り曲げられており、かつ、前記固定部分(6)から内向きにかつ下向きに湾曲したフック形の屈曲部(12)の形で終端しており、前記可動部分(7)が前記固定部分(6)の前記2つのフランジ(11)の間を縦方向にスライドする可動部分(7)と、 スライドレール留め具(20)であって、該留め具(20)が前記固定部分(6)と前記可動部分(7)とを互いに対して移動不可能にするロック位置と、該留め具(20)が前記可動部分(7)のスライドを可能にするロック解除位置との間を移動することが可能であり、かつ、そのロック位置に向かって弾性的に偏倚させられているスライドレール留め具(20)と、 前記縦方向に平行に前記固定部分(6)に対してスライド可能に装着されており、かつ、前記スライドレールの内側容積の外側に配置されている記憶ランナ(45)と、 前記記憶ランナ(45)の結合装置(60)であって、該結合装置が前記記憶ランナ(45)を前記可動部分(7)に固定する結合位置と、前記結合装置(60)が前記記憶ランナ(45)を前記可動部分(7)に固定しない非結合位置との間を移動することが可能である結合装置(60)と、 前記可動部分(7)の後方移動を制限すると同時に前記可動部分(7)の記憶位置を画定する前記記憶ランナ(45)を移動させずに、前記可動部分が前方にスライドすることを可能にするように、前記スライドレール留め具(20)をそのロック位置からロック解除位置に移動させるようになっている第1の制御手段(35)と、 前記座席の記憶位置を調整するために、前記可動部分(7)と前記記憶ランナ(45)とが前記固定部分(6)に対して前方または後方に同時にスライドすることを可能にするように、前記スライドレール留め具(20)をそのロック位置からロック解除位置に移動させると同時に前記結合装置(60)をその非結合位置から結合位置に移動させるようになっている第2の制御手段(75) とを含むスライドレールにおいて、 前記記憶ランナ(45)が、前記固定部分(6)の一方のフランジ(11)とはめあい係合することと、 ランナ留め具(55)が前記記憶ランナ(45)に担持されており、前記ランナ留め具が、前記ランナ留め具(55)が前記記憶ランナ(45)を前記固定部分(6)に対して移動不可能にするロック位置と、前記ランナ留め具(55)が前記記憶ランナ(45)を移動不可能にしないロック解除位置との間を移動することが可能であり、かつ、少なくとも前記可動部分(7)が記憶位置に戻る時に、前記ランナ留め具(55)が前記ロック位置にあることと、 前記記憶ランナ(45)を担持する前記フランジ(11)が、前記ランナ留め具(55)が前記ロック位置にある時に前記ランナ留め具(55)が係合する切欠き(56)を含むこととを特徴とするスライドレール。
IPC (1件):
B60N 2/08 ( 200 6.01)
FI (1件):
B60N 2/08
引用特許:
審査官引用 (1件)

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