特許
J-GLOBAL ID:201103068833825833

貯水施設運用支援システム、貯水施設運用支援方法およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-145721
公開番号(公開出願番号):特開2011-004527
出願日: 2009年06月18日
公開日(公表日): 2011年01月06日
要約:
【課題】無効放流を減らすことができるようにする。【解決手段】運用計画システム30は、流入量Rm+1を変化させて合計した、m+1月までの累計発電電力量Fm+1の期待値の合計ΣP(Rm+1|Rm)Fm+1(ST,Hm+1,Rm+1)と、m月の水位Hm、その翌月の水位Hm+1、および当月の流入量Rmに基づいて算出されるm月における発電電力量B(Hm,Rm,Hm+1)とを足した値から、m月の無効放流量Smの2乗にペナルティ係数a*を乗じた値を減じて、累積値を算出し、累積値が最大となる水位を決定していく。【選択図】図4
請求項(抜粋):
水力発電のための貯水施設の運用を支援するシステムであって、 所定の運用期間を構成する各単位期間における前記貯水施設への流入量の発生確率の分布を求めるための確率分布を取得する確率分布取得部と、 前記単位期間の開始時点における前記貯水施設の水位、前記単位期間の次の単位期間の開始時点における水位、および前記単位期間における前記流入量に基づいて、前記水力発電により前記単位期間に発電される電力量を算出するための電力量モデルと、前記単位期間の開始時点における前記貯水施設の水位、前記単位期間における前記流入量および前記単位期間の次の単位期間の開始時点における水位に基づいて、前記水力発電のために用いられずに放流される無効放流量を算出するための無効放流モデルとを記憶するモデル記憶部と、 前記各単位期間について、前記単位期間の開始時点における水位、および前記単位期間の終了時点における水位を変化させ、前記単位期間における前記流入量を変化させていき、前記変化させた水位および前記変化させた流入量を前記電力量モデルに適用して前記電力量を算出し、前記変化させた水位および前記変化させた流入量を前記無効放流モデルに適用して前記無効放流量を算出し、前記確率分布から求められる流入量の発生確率を前記電力量に乗じた値を算出し、各前記流入量について、前記発生確率を前記電力量に乗じた値を合計したものから、前記無効放流量に所定の係数を乗じた値を減じて、前記電力量の評価値を算出していき、前記評価値の合計が最大となる前記水位の組合せを決定する最適水位決定部と、 を備えることを特徴とする貯水施設運用支援システム。
IPC (4件):
H02J 3/00 ,  G05B 13/02 ,  G05B 13/04 ,  E02B 3/00
FI (4件):
H02J3/00 J ,  G05B13/02 J ,  G05B13/04 ,  E02B3/00
Fターム (24件):
5G066AA02 ,  5H004GA36 ,  5H004GB04 ,  5H004HA02 ,  5H004HA05 ,  5H004JA04 ,  5H004KC03 ,  5H004KC27 ,  5H590AA02 ,  5H590CA11 ,  5H590EA20 ,  5H590EB25 ,  5H590FA05 ,  5H590GB05 ,  5H590HA12 ,  5H590HA14 ,  5H590HA22 ,  5H590HA23 ,  5H590JA02 ,  5H590JA11 ,  5H590JA15 ,  5H590JA16 ,  5H590JA18 ,  5H590JB02
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 流量予測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-274371   出願人:富士電機システムズ株式会社
  • 特開平2-099778
  • 特開平4-143801
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