特許
J-GLOBAL ID:201103068924686496

高剛性ポリプロピレンの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野中 克彦
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願平1-156042
公開番号(公開出願番号):特開平3-021608
出願日: 1989年06月19日
公開日(公表日): 1991年01月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】有機アルミニウム化合物(A1)若しくは有機アルミニウム化合物(A1)とエーテル化合物との反応生成物(I)に四塩化チタンを反応させて得られた固体生成物(II)を、直鎖オレフィンおよび下記,およびから選ばれた1種以上の非直鎖オレフィンでそれぞれ1回以上、多段に重合処理し、直鎖オレフィン重合体ブロックの重量比が2/98〜98/2である直鎖オレフィン-非直鎖オレフィンブロック共重合体を形成せしめた後、更にエーテル化合物とTiX4及び/又はSiX4(Xはハロゲン)とを反応させる方法によって得られる三塩化チタン組成物(III)であって前記、直鎖オレフィンと前記非直鎖オレフィンとのブロック共重合体の直鎖オレフィン重合体ブロックを0.1重量%〜49.5重量%および前記非直鎖オレフィンの重合体ブロックを0.01重量%〜49.5重量%含有してなる三塩化チタン組成物(III)と有機アルミニウム化合物(A2)、および芳香族カルボン酸エステル(E)とを組み合わせ、該芳香族カルボン酸エステル(E)と該三塩化チタン組成物(III)のモル比を(E)/(III)=0.1〜10.0とし、該有機アルミニウム化合物(A2)と該塩化チタン組成物(III)のモル比を(A2)/(III)=0.1〜200とした触媒を用いてプロピレンを重合させることを特徴とする高剛性ポリプロピレンの製造法。CH2=CH-R3(式中、R3はケイ素を含んでいてもよい炭化水素の飽和環状構造を有する、ケイ素を含んでいてもよい炭素数3から18の含飽和環炭化水素気基を表わす。)で示される含飽和環炭化水素単量体。(式中、R4はケイ素を含んでいてもよい炭素数1から3までの鎖状炭化水素基、またはケイ素を表わし、R5,R6,R7はケイ素を含んでいてもよい炭素数1から6までの鎖状炭化水素基を表わすが、R5,R6,R7のいずれか1個は水素であってもよい。)で示される枝鎖オレフィン類。(式中、nは0,1、mは1,2のいずれかであり、R8はケイ素を含んでいてもよい炭素数1から6までの鎖状炭化水素基を表わし、R9はケイ素を含んでいてもよい炭素数1から12までの炭化水素基、水素、またはハロゲンを表わし、mが2の時、各R9は同一でも異なっていてもよい。)で示される芳香族系単量体。
IPC (2件):
C08F 4/656 MFG ,  C08F 10/06

前のページに戻る