特許
J-GLOBAL ID:201103069111090894

硫酸化多糖固定化多孔性高分子基材及び医療器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 通洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-206639
公開番号(公開出願番号):特開2011-245267
出願日: 2010年09月15日
公開日(公表日): 2011年12月08日
要約:
【課題】 血中のウイルスの除去を目的としたウイルス吸着用高分子基材であって、除去が好ましくない血液成分を吸着・除去することなく、ウイルスを選択的に除去できる機能を有する高分子基材、及びそれを用いた医療器具を提供すること。【解決手段】 水酸基若しくはアミノ基を有する化合物(A)又はアンモニアと反応し得る官能基を有する重合性化合物(B)のグラフト重合反応により多孔性高分子支持体(C)の表面が処理されたウイルス吸着用高分子基材であって、硫酸化多糖が、水酸基若しくはアミノ基を有する化合物(A)又はアンモニアとの共有結合を介して重合性化合物(B)と結合することにより、多孔性高分子支持体(C)に固定化されたことを特徴とするウイルス吸着用高分子基材の提供。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
水酸基若しくはアミノ基を有する化合物(A)、少なくとも2個のエポキシ基を有する化合物(B)又はアンモニアと反応し得る官能基を有する重合性化合物(C)のグラフト重合反応により多孔性高分子支持体(D)の表面が処理された肝炎ウイルス又はヒト免疫不全症候群ウイルス吸着用高分子基材であって、 硫酸化多糖が、水酸基若しくはアミノ基を有する化合物(A)、少なくとも2個のエポキシ基を有する化合物(B)又はアンモニアとの反応により形成される共有結合を介して重合性化合物(C)と結合することにより、多孔性高分子支持体(D)に固定化されたことを特徴とする肝炎ウイルス又はヒト免疫不全症候群ウイルス吸着用高分子基材。
IPC (7件):
A61L 33/00 ,  A61M 1/36 ,  A61P 31/18 ,  B01J 20/26 ,  B01D 69/08 ,  B01D 71/10 ,  B01D 71/26
FI (7件):
A61L33/00 Z ,  A61M1/36 545 ,  A61P31/18 ,  B01J20/26 H ,  B01D69/08 ,  B01D71/10 ,  B01D71/26
Fターム (34件):
4C077AA07 ,  4C077BB03 ,  4C077CC06 ,  4C077EE01 ,  4C077JJ03 ,  4C077JJ22 ,  4C077KK13 ,  4C077NN15 ,  4C077PP12 ,  4C081BB01 ,  4C081BB02 ,  4C081CA021 ,  4C081CC03 ,  4C081DB03 ,  4D006GA01 ,  4D006MA01 ,  4D006MC10X ,  4D006MC22 ,  4D006NA41 ,  4D006PA01 ,  4D006PB09 ,  4D006PC41 ,  4G066AB05A ,  4G066AB07A ,  4G066AB09A ,  4G066AB10A ,  4G066AB13A ,  4G066AB26A ,  4G066AC01B ,  4G066AC13C ,  4G066BA16 ,  4G066CA20 ,  4G066DA12 ,  4G066EA04

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