特許
J-GLOBAL ID:201103069456118953

タイヤ圧調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺沢 襄 (外3名)
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願平1-204317
公開番号(公開出願番号):特開平3-067711
出願日: 1989年08月07日
公開日(公表日): 1991年03月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】タイヤの給気口逆止弁を通して充気、放気を行い、設定された希望タイヤ圧を目標に実際タイヤ圧を調整するタイヤ圧調整方法において、タイヤの給気口逆止弁を通して行われる充気特性を、タイヤが本来有する体積容量を表すタイヤキャパシティと、空圧源から供給される充気元圧と、単位時間当りのタイヤ圧上昇量を表す充気勾配との関係で表す充気用計算式またはリストアップ表をマイクロコンピュータのメモリに作成しておくとともに、タイヤの給気口逆止弁を通して行われる放気特性を、タイヤが本来有する体積容量を表すタイヤキャパシティと、実際に計測されたタイヤ圧と、単位時間当りのタイヤ圧下降量を表す放気勾配との関係を表す放気用計算式またはリストアップ表をマイクロコンピュータのメモリに作成しておき、希望タイヤ圧と実際タイヤ圧とを比較して充気すべきか放気すべきかこれらの必要がないかを判定し、充気の場合は、試しに充気を行い、試しの充気時間とタイヤ圧増加分との関係から充気勾配を求め、この充気勾配と充気元圧とに基づき前記充気用計算式またはリストアップ表からタイヤキャパシティを求めておくとともに、前記充気勾配とタイヤ圧不足分とから次の充気時間を割出して充気を行い、放気の場合は、試しに放気を行い、試しの放気時間とタイヤ圧減少分との関係から放気勾配を求め、この放気勾配と実際タイヤ圧とに基づき前記放気用計算式またはリストアップ表からタイヤキャパシティを求めておくとともに、前記放気勾配とタイヤ圧過剰分とから次の放気時間を割出して放気を行い、充気および放気が過剰に行われて相互の領域が転換したときは、前記タイヤキャパシティを充気および放気共通の媒介変数とし、充気過剰の場合は、タイヤキャパシティと実際タイヤ圧とに基づき前記放気用計算式またはリストアップ表から放気勾配を求め、この放気勾配およびタイヤ圧過剰分から放気時間を決定して放気を行い、放気過剰の場合は、タイヤキャパシティと充気元圧とに基づき前記充気用計算式またはリストアップ表から充気勾配を求め、この充気勾配およびタイヤ圧不足分から充気時間を決定して充気を行うことで、領域転換時に最適タイヤ圧調整を行うことを特徴とするタイヤ圧調整方法。
IPC (1件):
B60C 23/00 Z 8711-3D

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