特許
J-GLOBAL ID:201103069581206791

蒸気タービン発電設備およびその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 須山 佐一 ,  須山 英明 ,  川原 行雄 ,  山下 聡 ,  熊井 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-198370
公開番号(公開出願番号):特開2011-047364
出願日: 2009年08月28日
公開日(公表日): 2011年03月10日
要約:
【課題】二酸化炭素回収システムに必要なエネルギ源として、太陽熱を利用した蒸気タービンで発電をした後のエクセルギの低い排出蒸気を利用することにより、エネルギの損失を抑制し、高い発電効率が得られる蒸気タービン発電設備およびその運転方法を提供する。【解決手段】蒸気タービン発電設備10は、燃焼熱を利用して蒸気を発生させるボイラ21や太陽光を利用して蒸気を発生させる集熱蒸気発生装置31からの蒸気によって蒸気タービンを駆動し発電を行う蒸気タービン設備20と、ボイラ21などからの燃焼ガス中に含まれる二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収設備60とを備える。また、集熱蒸気発生装置31からの蒸気は、太陽熱蒸気タービン32に導かれ、膨張仕事をした後、その一部が、配管51を介して二酸化炭素回収設備60へ導かれ、再生塔80の吸収液100を加熱する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
過熱器および少なくとも1つの再熱器を備えるボイラと、 前記過熱器からの主蒸気が導入されて駆動される第1の蒸気タービンと、 前記再熱器で再加熱された、前記第1の蒸気タービンから排出された蒸気が導入されて駆動される第2の蒸気タービンと、 前記第2の蒸気タービンから排出された蒸気が導入されて駆動される第3の蒸気タービンと、 少なくとも、前記第3の蒸気タービンによって駆動される発電機と、 前記第3の蒸気タービンから排出された蒸気を凝縮させて復水とする復水器と、 前記復水器と前記ボイラの間の給水系統に設けられ、前記復水器から導かれた給水を加熱する給水加熱器と、 太陽光を利用して前記復水の一部から蒸気を発生させる集熱蒸気発生装置と、 少なくとも前記集熱蒸気発生装置からの蒸気が導入されて駆動される第4の蒸気タービンと を備える蒸気タービン設備と、 前記ボイラからの燃焼ガスが導入され、燃焼ガス中に含まれる二酸化炭素を吸収液により吸収する吸収塔と、 前記第4の蒸気タービンから排出された蒸気を利用して、二酸化炭素を吸収した前記吸収液を加熱し、当該吸収液から二酸化炭素を放散させる再生塔と、 前記再生塔で放散された二酸化炭素を回収する回収装置と を備える二酸化炭素回収設備と を具備することを特徴する蒸気タービン発電設備。
IPC (8件):
F01K 9/00 ,  F01K 11/02 ,  F01K 17/02 ,  F01K 27/02 ,  F01D 25/12 ,  F03G 6/00 ,  B01D 53/62 ,  B01D 53/14
FI (9件):
F01K9/00 F ,  F01K11/02 ,  F01K17/02 ,  F01K27/02 Z ,  F01D25/12 A ,  F03G6/00 531 ,  B01D53/34 135Z ,  B01D53/14 103 ,  B01D53/14 C
Fターム (23件):
3G081BA02 ,  3G081BB00 ,  3G081BC01 ,  3G081BC17 ,  3G081DA04 ,  4D002AA09 ,  4D002AC10 ,  4D002BA02 ,  4D002CA01 ,  4D002DA31 ,  4D002EA08 ,  4D002FA01 ,  4D002GA03 ,  4D002GB20 ,  4D002HA08 ,  4D002HA10 ,  4D020AA03 ,  4D020BA16 ,  4D020BB03 ,  4D020BC01 ,  4D020CB25 ,  4D020DA01 ,  4D020DB20

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