特許

J-GLOBAL ID：201103069796489646

繊維状金属吸着材の製造方法

発明者： 井上 嘉則 ,  齊藤 満 ,  梁井 英之 ,  上茶谷 若 ,  徳田 宏
出願人/特許権者： 日本フイルコン株式会社 ,  オーミケンシ株式会社
代理人 (1件)： 産形 和央
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-249681
公開番号（公開出願番号）：特開2011-092864
出願日： 2009年10月30日
公開日（公表日）： 2011年05月12日
要約：

【課題】 重金属元素を効率よく吸着しうる繊維状金属吸着材の簡便かつ安価な製造方法とそれによって製造されたN-カルボキシメチル化ポリアミン系高分子を含有したセルロース繊維よりなる上記セルロースを母材とする繊維状金属吸着材を提供する。【解決手段】 種々の金属と錯形成することが可能なポリアリルアミンポリマーまたはこのコポリマー、あるいはポリメタクリルアミンまたはこのコポリマーよりなるポリアミン系高分子をN-カルボキシメチル化して得られるN-カルボキシメチル化ポリアミン系高分子を公知の方法により製造されるビスコースに混合し、公知のビスコース法の湿式紡糸によってN-カルボキシメチル化ポリアミン系高分子を含有したセルロース繊維とすることにより、金属吸着効率の高い繊維状金属吸着材を簡便かつ安価に製造する。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

セルロースを母材とする繊維状金属吸着材の製造方法において、下記式(1)の繰り返し単位を有し、かつ平均分子量が2,000〜100,000であるポリアリルアミンポリマーまたはこのコポリマー、あるいはポリメタクリルアミンまたはこのコポリマーよりなるポリアミン系高分子をN-カルボキシメチル化して得られるN-カルボキシメチル化ポリアミン系高分子を、公知の方法により製造されたビスコースに混合後、紡糸ノズルから押し出し、公知のビスコース法の凝固浴にてセルロースと共に再生させることを特徴とするN-カルボキシメチル化ポリアミン系高分子を含有したセルロース繊維よりなる上記セルロースを母材とする繊維状金属吸着材の製造方法。

IPC (5件)：

B01J 20/26 ,  B01J 20/30 ,  B01J 20/28 ,  C02F 1/28 ,  D01F 2/10

FI (6件)：

B01J20/26 E ,  B01J20/30 ,  B01J20/28 A ,  C02F1/28 B ,  C02F1/28 J ,  D01F2/10

Fターム (24件)：

4D624AA01 ,  4D624AA04 ,  4D624AB16 ,  4D624AB17 ,  4D624BA17 ,  4D624BA19 ,  4D624BB02 ,  4G066AC02B ,  4G066AC13B ,  4G066AD06B ,  4G066AD15B ,  4G066BA16 ,  4G066BA36 ,  4G066BA42 ,  4G066CA45 ,  4G066DA07 ,  4G066DA08 ,  4G066FA03 ,  4G066FA27 ,  4L035AA04 ,  4L035BB03 ,  4L035EE20 ,  4L035FF01 ,  4L035JJ18