特許
J-GLOBAL ID:201103069856417224

鉄道車両用ブレーキライニング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 溝上 哲也 ,  岩原 義則 ,  山本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-298256
公開番号(公開出願番号):特開2011-137519
出願日: 2009年12月28日
公開日(公表日): 2011年07月14日
要約:
【課題】等面圧機能を発揮するとともに弾性部材を保護する。【解決手段】車軸に取付けたディスク体又は車輪にボルト締結されるブレーキディスクの摺動面に、ブレーキキャリパによって押付けられる鉄道車両用ブレーキライニングである。ブレーキディスクの摺動面に押付ける摩擦部材11と、ブレーキキャリパに取付けられ、摩擦部材11を支持する裏板12を備える。摩擦部材11は、ブレーキディスクの半径方向及び周方向に分割配置する。それぞれの摩擦部材11と裏板12の間に皿ばね13を介在させる。摩擦部材11の裏板12と相対する面を球面状に形成する。軽押付け時は裏板12から皿ばね13を介して摩擦部材11に押付け力を伝える。重押付け時は裏板12と球面部11aが接触して摩擦部材11に直接押付け力を伝える。【効果】等面圧を発揮するとともに弾性部材の変形、劣化を防止できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ブレーキディスクの摺動面に、ブレーキキャリパによって押付けられる鉄道車両用ブレーキライニングであって、 ブレーキディスクの前記摺動面に押付ける摩擦部材と、 前記ブレーキキャリパに取付けられ、前記摩擦部材を支持する裏板を備え、 前記摩擦部材は、前記ブレーキディスクの半径方向及び周方向に2個以上に分割配置すると共に、これらそれぞれの摩擦部材と前記裏板の間には弾性部材を介在させ、かつ、それぞれの摩擦部材の前記裏板と相対する面の前記弾性部材より外縁側を凸湾曲状に形成し、 軽押付け時には裏板から弾性部材を介して摩擦部材に押付け力を伝えることによって等面圧を達成し、重押付け時には裏板と凸湾曲状部が接触して凸湾曲状部で可及的に等面圧を維持しつつ摩擦部材に直接押付け力を伝えるようにしたことを特徴とする鉄道車両用ブレーキライニング。
IPC (2件):
F16D 65/092 ,  B61H 5/00
FI (2件):
F16D65/092 B ,  B61H5/00
Fターム (9件):
3J058BA51 ,  3J058BA80 ,  3J058CA43 ,  3J058CA45 ,  3J058CA47 ,  3J058CA78 ,  3J058DD20 ,  3J058FA21 ,  3J058GA92
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ディスクパッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-204099   出願人:ナブテスコ株式会社
  • 特開昭59-212540

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