特許
J-GLOBAL ID:201103069868685070

音場制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 内藤 浩樹 ,  永野 大介 ,  藤井 兼太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-057084
公開番号(公開出願番号):特開2011-193195
出願日: 2010年03月15日
公開日(公表日): 2011年09月29日
要約:
【課題】スピーカと視聴者の位置関係に左右されること無く、また、コンテンツが有するサラウンド感を損なうことなく、更に、スピーカから再生されていることを意識させない全方向に繋ぎ目の無い自然なサラウンドを感じさせるような音場再生を5.1チャンネルのスピーカ構成で実現すること。【解決手段】例えば、FL信号を信号処理部200でイコライズしてスピーカ401(FL)とスピーカ403(SL)に供給することにより、これらのスピーカに挟まれた仮想スピーカ411(VFL)の位置に音像定位させる場合、間接音を含めた仮想音源方向を測定し、その測定結果で上記2つのスピーカへの信号配分比を制御することで、所望の仮想スピーカ位置に音像定位させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第一の入力信号及び第二の入力信号を処理して第一のスピーカ及び第2のスピーカに出力する信号処理部と、 前記第一のスピーカ及び前記第二のスピーカから視聴点に到来する直接音及び間接音を合成した合成音の仮想的な音源方向角度を測定し、この測定した仮想的な音源方向角度を基に前記信号処理部を制御する測定部とを備え、 前記信号処理部は、前記第一の入力信号を第一のイコライザ特性でイコライズし第一の遅延特性で遅延させると共に第一の係数でレベル調整する第一の信号処理器と、前記第一の入力信号を第二のイコライザ特性でイコライズし第二の遅延特性で遅延させると共に第二の係数でレベル調整する第二の信号処理器と、前記第一の入力信号を第三の係数でレベル調整した信号と前記第一の信号処理器の出力信号とを加算し前記第一のスピーカに出力する第一の加算器と、前記第二の入力信号を第四の係数でレベル調整した信号と前記第二の信号処理器の出力信号とを加算し前記第二のスピーカに出力する第二の加算器とを有し、 前記測定部は、測定時に、前記信号処理部に対して前記第三の係数及び前記第四の係数がゼロになるように制御すると共に、前記仮想的な音源方向角度が、前記第一のスピーカと前記第二のスピーカとの間の所定位置に想定した仮想スピーカの角度となるように、前記信号処理部の前記第一の係数と前記第二の係数との配分比を制御することを特徴とする音響再生装置。
IPC (2件):
H04S 7/00 ,  H04S 5/02
FI (3件):
H04S7/00 Z ,  H04S5/02 M ,  H04S5/02 N
Fターム (4件):
5D062BB03 ,  5D062CC02 ,  5D062CC11 ,  5D062CC12

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