特許
J-GLOBAL ID:201103069987451428

歯科用粘膜調整材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-294362
公開番号(公開出願番号):特開2011-132189
出願日: 2009年12月25日
公開日(公表日): 2011年07月07日
要約:
【課題】 粉材と液材とを練和した後の初期流動性に優れ、しかも、義歯床粘膜面に対して十分な厚みで層形成でき、さらに、義歯の使用時にあっては、強い咬合圧がかかっても粘膜面との間から押し出され難い、保持力の大きい粘膜調整材を開発すること。【解決手段】 (1)a)ガラス転移温度が0〜60°Cの範囲であり、且つ平均粒子径が10〜100μmの範囲である(メタ)アクリル系非架橋ポリマー粒子〔I〕(以下、「低Tg非架橋ポリマー〔I〕」とも称する)含んでなる粉材と、(2)質量平均分子量が1000〜10000の範囲にある液状ポリマーを主成分とする液材とからなり、使用時に両材を練和したペーストとして用いる歯科用粘膜調整材において、該(1)粉材へ、さらに、b)ガラス転移温度が80〜120°Cの範囲であり、且つ平均粒子径が2〜50μmの範囲である(メタ)アクリル系非架橋ポリマー粒子〔II〕も含有させる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(1)粉材と(2)液材とからなり、使用時に両材を練和したペーストとして用いる歯科用粘膜調整材において、 (1)粉材が、a)ガラス転移温度が0〜60°Cの範囲であり、且つ平均粒子径が10〜100μmの範囲である(メタ)アクリル系非架橋ポリマー粒子〔I〕、およびb)ガラス転移温度が80〜120°Cの範囲であり、且つ平均粒子径が2〜50μmの範囲である(メタ)アクリル系非架橋ポリマー粒子〔II〕を含んでなり、 (2)液材が、質量平均分子量が1000〜10000の範囲にある液状ポリマーを主成分とする ことを特徴とする歯科用粘膜調整材。
IPC (1件):
A61K 6/00
FI (1件):
A61K6/00 A
Fターム (3件):
4C089AA04 ,  4C089BC03 ,  4C089BE03

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