特許
J-GLOBAL ID:201103070039101507
トランスミッション内の潤滑油の液面調整装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
米山 尚志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-271780
公開番号(公開出願番号):特開2011-112207
出願日: 2009年11月30日
公開日(公表日): 2011年06月09日
要約:
【課題】トランスミッション内に滞留する潤滑油の液面高さを良好に調整し、且つ長期間使用しても被潤滑部位の潤滑性能を良好に維持する。【解決手段】外部タンク11は、ギヤケース2のケース開口10を覆った状態でギヤケース2に固定されて内部空間17を区画する。内部空間17の上部領域18は、ギヤ6によって掻き上げられてケース開口10を通過する潤滑油8の進入及び落下を許容する。下部領域19は、潤滑油8を貯留し、接続管路13を介してギヤ収容空間7の底部と連通する。上部領域18に配置されたフィルタ12は、潤滑油8から不純物を除去する。温度センサ15は、ギヤ収容空間7内に滞留する潤滑油8の油温を検出する。制御ユニット16は、温度センサ15が検出した油温が所定の設定温度よりも高い場合に接続管路13のバルブ14を開放し、低い場合にバルブ14を閉止する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ギヤ収容空間を区画するギヤケースと、前記ギヤ収容空間に収容され該ギヤ収容空間の底部に滞留する潤滑油に少なくとも下部が浸漬した状態で回転するギヤとを有し、この回転するギヤによって潤滑油を掻き上げて前記ギヤ収容空間内の被潤滑部位を潤滑するトランスミッションにおいて、前記滞留する潤滑油の液面高さを調整する装置であって、
前記ギヤケースに設けられ、前記滞留する潤滑油の液面よりも上方で前記ギヤ収容空間を開放するケース開口と、
前記ケース開口を外側から覆った状態で前記ギヤケースに対して固定されて内部空間を区画し、該内部空間の上部領域は、前記回転するギヤによって掻き上げられて前記ケース開口を通過する潤滑油の進入及び落下を許容し、前記内部空間の下部領域は、前記上部領域を落下する潤滑油を貯留する外部タンクと、
前記外部タンクの内部空間の上部領域または前記ケース開口の少なくとも一方に配置され、前記掻き上げられて移動する潤滑油の通過を許容するとともに該潤滑油から不純物を除去するフィルタと、
前記外部タンクの内部空間の下部領域と前記ギヤ収容空間の底部とを連通する接続管路と、
前記接続管路を開閉するバルブと、
前記ギヤ収容空間の底部に滞留する潤滑油の油温を検知する油温検知手段と、
前記油温検知手段が検知した油温が所定の設定温度よりも高い場合は前記バルブを開放し、前記温度検知手段が検知した油温が所定の設定温度以下の場合は前記バルブを閉止する制御手段と、
を備えたことを特徴とするトランスミッションの潤滑油液面調整装置。
IPC (2件):
FI (4件):
F16H57/04 P
, F16H57/02 302D
, F16H57/04 E
, F16H57/04 F
Fターム (23件):
3J063AA02
, 3J063AB02
, 3J063AB55
, 3J063AC03
, 3J063AC14
, 3J063BA11
, 3J063BA20
, 3J063CA01
, 3J063CB12
, 3J063CB13
, 3J063CB14
, 3J063XD03
, 3J063XD17
, 3J063XD38
, 3J063XD56
, 3J063XD62
, 3J063XD72
, 3J063XE34
, 3J063XE37
, 3J063XE42
, 3J063XE43
, 3J063XF21
, 3J063XJ03
引用特許:
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