特許
J-GLOBAL ID:201103070337532740

電気コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願平1-508761
出願日: 1989年05月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】電気コネクタであって、内方を向いた環状のリッジ部を備えた中央の穴を有する外側導体コネクタ本体と、前記外側導体コネクタ本体の穴内で該穴と実質的に係合するスリーブにして、前記環状リッジ部と相互にロックする環状の凹所を有するスリーブと、前記スリーブ内に嵌まり得るようにした内側導体と、を備え、前記環状リッジ部は、長さLを有し、且つ、その両側に、外側導体コネクタ本体の穴と環状リッジ部との間にて遷移する斜角を付した端部壁を有し、前記長さLは、前記それぞれの斜角を付した端部壁における互いに間隔をおかれた対称位置の点間で軸方向に沿って測定され、前記スリーブは、前記斜角を付した端部壁のいずれか一方における互いに間隔をおかれた対称位置の点間でコネクタの軸線に対して直角の方向に沿って測定された平均径Dを有し、前記環状凹所もまた、実質的にLの長さを有し、且つ、その両側に、スリーブの外方径部分とスリーブの内方径部分との間にて遷移する、斜角を付した凹所画成端部壁を有しており、前記リッジ部が有する前記端部壁及び前記凹所が有する前記端部壁の双方が、相互に接触すると共に、コネクタの軸線に対して直角の面から該それぞれの端部壁の斜角を付した面まで測定した角度θが互いに等しく、それによって、外側導体コネクタ本体とスリーブとの間に機構的にぴったりとした結合及び位置決め状態が維持され、前記長さLは、外側導体コネクタ本体及びスリーブの相対的膨張率に関係なく、前記径D及び前記角度θと、等式L=Dtanθで示すような関係を有しており、これにより、膨張及び収縮の際、外側導体コネクタ本体及びスリーブの双方の斜角を付した端部壁間の相対的動きが上記等式により画成される線に沿って行われるようにしたことを特徴とする電気コネクタ。
IPC (1件):
H01R 13/405 7354-5E

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