特許
J-GLOBAL ID:201103070582617262
超音波診断装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小谷 悦司
, 小谷 昌崇
, 櫻井 智
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-084548
公開番号(公開出願番号):特開2011-212336
出願日: 2010年03月31日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】医療用超音波診断装置において、超音波トランスデューサに多層圧電体を用いて高調波を送受波するにあたって、高調波成分を増加させると同時に基本波成分を減衰させる。【解決手段】3層圧電体を用いて3次高調波を送受波するにあたって、その3層を分極方向を揃えて積層するのではなく、一部の向きを逆方向にする。具体的には、両端の電極を端子に接続して各圧電体を直列接続する。そして、圧電体1の残留分極の向き(+P)を基準として、圧電体2および圧電体3を逆方向(-P)とすると、端子間の電場は、λ/4共振ではその感度が打ち消され、3λ/4共振においては強調される。こうして、フィルタやアンプを用いることなく、基本波を抑え、3次高調波を抽出することができる。【選択図】図15
請求項(抜粋):
被検体内に超音波を送信し、前記被検体から来た超音波を受信する超音波トランスデューサと、
前記超音波トランスデューサに送信用の超音波信号を与える送信部と、
前記超音波トランスデューサで受信された受信信号に所定の信号処理を施す受信部と、
前記受信部からの受信信号に基づいて、前記被検体の内部状態を断層画像として画像化する画像処理部とを含み、
前記超音波トランスデューサは、
相互に厚みの等しい複数の圧電体を積層して成り、該圧電体の厚み伸縮によって生じる3λ/4共振モードで共振を行う積層型圧電体であって、
前記圧電体は3層積層されて、その層間および両端の圧電体の表面に電極を有し、前記両端の圧電体の表面に形成される電極に端子を接続することで、該各圧電体は相互に直列接続され、
前記各圧電体は、圧電正効果による電気変位または電場の符号と関係する残留分極の向きあるいは結晶軸を、固定端側の第1段目の圧電体の軸を基準として、それに接する第2段目の圧電体では逆方向、さらにその上の第3段目の圧電体でも逆方向となるように配列されていることで、λ/4共振の場合に比べて、前記3λ/4共振モードでの感度を増大し、前記λ/4共振モードでの感度を減少することを特徴とする超音波診断装置。
IPC (3件):
A61B 8/00
, G01N 29/24
, H04R 17/00
FI (3件):
A61B8/00
, G01N29/24
, H04R17/00 330E
Fターム (22件):
2G047AC13
, 2G047BA03
, 2G047BC13
, 2G047CA01
, 2G047EA05
, 2G047EA07
, 2G047GB11
, 2G047GB21
, 2G047GB36
, 2G047GF12
, 4C601BB02
, 4C601DE08
, 4C601EE03
, 4C601EE04
, 4C601GB02
, 4C601GB15
, 4C601GB19
, 4C601GB45
, 4C601HH09
, 4C601JB44
, 5D019BB04
, 5D019FF04
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