特許
J-GLOBAL ID:201103070657099599

デジタル伝送線路中に発生する伝送線路減衰の測定法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丹羽 宏之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-185923
公開番号(公開出願番号):特開2000-124998
特許番号:特許第3487788号
出願日: 1999年06月30日
公開日(公表日): 2000年04月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】 中央交換台と加入者ステーション間のデジタル伝送線路中に発生する伝送線路減衰の測定法に於いて:既知の周波数スペクトルを有する第一パルスは、前記周波数スペクトルから予め決定される周波数を有する個々のサイン曲線からなる信号の形状で、前記中央交換台から前記伝送線路へ送信し;或る加入者ステーションの伝送線路終端に於いて反射した、中央交換台に於いて時間域に対し受信された多数の反射は周波数スペクトルの逆フーリエ変換によって決定されその中から全反射したパルスを選択し;前記選択パルスの周波数スペクトルを決定し、前記送信パルスと前記選択した受信パルスの周波数スペクトルから、伝送線路減衰の周波数依存を決定し;周波数F0を有するクロックパルス信号を、発振器を有するベクトル回路網解析器の使用によって発生し;第一シンセサイザによって前記周波数F0から周波数F1を有する信号を発生し、前記発生信号は同一形状に構成された二個の方向性結合器に供給され、第一方向性結合器は参照信号の発生に使用され、前記第一方向性結合器の測定ゲートは開放状態か又は短絡時のみ接続状態にあり、測定すべき伝送線路は第二方向性結合器に接続され;前記二個の方向性結合器の各々の反射信号を二個のミクサの各々の第一入力端子へ供給し;前記周波数F0から第二シンセサイザによって周波数F2を有する信号を発生し、同信号を前記二個のミクサの各第二入力端子へ供給し;前記二個のミクサの出力信号を、前記F1及びF2から生ずるF3なる周波数で二個の低域通過フィルタへ供給し、前記低域通過フィルタの各々は一個のアナログ/デジタル(以後“A/D”と略す)変換器と直列接続されており;前記周波数F0なるクロックパルス信号が同様に供給されている分周器によって、周波数F4なるクロックパルス信号を発生させ、同信号は前記A/D変換器のサンプリング周波数として使用され;前記両A/D変換器の信号の受信、前記両シンセサイザの調整、前記伝送線路に割付けられたA/D変換器からの信号と他のA/D変換器からの信号間の関係から減衰を決定するなどを司る計算機を設け、其れにより周波数F0から出発して基準周波数F-baseを2進法分周により導き;周波数F3を、F-baseの2の羃乗倍になる様に選択し;周波数F1及びF2として、F-baseの整数倍の数のみを用い;周波数F4を、F0の2進法分周で発生させ;且つ周波数F3を有する信号を、関係式m=F4/F-base或いは之の2の羃乗倍した頻度でサンプリングすることを特徴とする、デジタル伝送線路中に発生する伝送線路減衰の測定法。
IPC (3件):
H04M 3/26 ,  H04B 3/48 ,  H04L 27/00
FI (3件):
H04M 3/26 A ,  H04B 3/48 ,  H04L 27/00 A

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