特許
J-GLOBAL ID:201103070921586088

雑音推定方法及び雑音推定器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 柿本 恭成 ,  阿仁屋 節雄 ,  油井 透 ,  清野 仁 ,  福岡 昌浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-064276
公開番号(公開出願番号):特開2011-197418
出願日: 2010年03月19日
公開日(公表日): 2011年10月06日
要約:
【課題】雑音が時間経過により変化するような環境下においても、BNPを短時間で適切に推定することが可能になる方法及び装置。【解決手段】短期パワー推定器10により、時刻の経過と共に入力信号eの短時間のパワー平均を計算し、短期パワー推定値Pow_Sを出力し、レベル変化検出器JDG20は、これを入力して、時刻毎におけるPow_Sの増減を監視し、Pow_Sの増減が微小のときには、入力信号eは、雑音信号のみであると判断してその時点のPow_Sを暫定雑音レベルBNL_Xとして保持し、Pow_Sが増加して増加の回数が閾値Mに達したときには、入力信号eは、処理対象信号を含んでいると判断し、BNL_Xを雑音レベルBNLとして推定するように構成している。このため、雑音が時間経過により変化するような環境下においても、BNPを短時間で適切に推定することが可能になる【選択図】図1
請求項(抜粋):
処理対象信号及び/又は雑音信号をサンプリングしてこれを入力信号として入力し、前記入力信号の短時間のパワー平均を計算して短期パワー推定値を出力する短期パワー推定器と、 前記短期パワー推定値の増減を監視して前記雑音信号の雑音レベルを推定するレベル変化検出器と、 を用いた雑音推定方法であって、 前記短期パワー推定器により、前記サンプリング周期毎の離散的な時刻の経過と共に前記入力信号における前記短時間のパワー平均を計算して前記短期パワー推定値を求めるパワー推定処理と、 前記レベル変化検出器により、前記時刻毎における前記短期パワー推定値の増減を監視し、前記短期パワー推定値が所定の範囲で増減しているときには、前記入力信号は、前記雑音信号のみであると判断して、その時点の前記短期パワー推定値を暫定雑音レベルとして保持する暫定雑音レベル保持処理と、 前記レベル変化検出器により、前記時刻毎における前記短期パワー推定値の増減を監視し、前記短期パワー推定値が増加し、前記増加の回数が第1の閾値に達したときには、前記入力信号は、前記処理対象信号を含んでいると判断し、前記暫定雑音レベルを前記雑音信号の雑音レベルとして推定する雑音レベル推定処理と、 を有することを特徴とする雑音推定方法。
IPC (1件):
G10L 21/02
FI (2件):
G10L21/02 101A ,  G10L21/02 103Z

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