特許
J-GLOBAL ID:201103071807638929
階層分類領域検索方法及び判定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田辺 恵基
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-055726
公開番号(公開出願番号):特開2000-249564
特許番号:特許第4196237号
出願日: 1999年03月03日
公開日(公表日): 2000年09月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】 所定の座標上での任意の位置を測定し得る座標位置測定手段により測定して得られた前記所定の座標上の測定位置が、広域から狭域の複数の階層化されたデータ構造に分類された領域の何れに属するかを検索する階層分類領域検索方法であって、
前記所定の座標に従って位置が規定され、かつ階層的に分類された階層領域に関する座標情報を記憶する階層領域情報記憶ステップと、
前記記憶された座標情報に基づいて、前記測定位置が前記階層化された階層領域の1つに属するか否かを、前記座標情報と、前記1つの階層領域に対して該領域の外部に設けられた参照位置の座標情報とを用いて演算して判定する領域判定演算ステップと、
前記領域判定演算ステップによる演算結果に基づいて、前記測定位置が前記階層的に分類された領域の1つに属するかを検索する階層的検索ステップと、
前記階層的検索ステップによって検索した検索結果を表示する表示ステップと
を具え、
前記階層的検索ステップは、
前記階層的に分類された領域のうちの1つの階層領域を選択し、選択された前記1つの階層領域に前記測定位置が属さないと、前記領域判定演算ステップにより判定されたとき、当該1つの階層領域より広い面積の階層の階層領域を選択して検索を行い、前記領域判定演算手段により選択された前記より広い面積の階層の階層領域に前記測定位置が属すると判定されるまで前記より広い面積の階層における階層領域の選択を繰り返し、前記測定位置が属すると判定されたとき、前記より広い面積の階層の階層領域に属する複数のより狭い階層の領域の各々について、前記測定位置が何れに属するかを前記領域判定演算ステップにより判定し、当該判定された前記より狭い階層の階層領域について、該より狭い階層の階層領域を構成する複数のさらにより狭い階層の階層領域について前記測定位置が属する階層領域を前記領域判定演算ステップにより判定し、前記測定位置が属すると判定された最狭の階層の階層領域を検索結果とし、選択された前記1つの階層領域に前記測定位置が属すると前記領域判定演算ステップにより判定されたときは、より狭い面積の階層の階層領域を順次に選択して検索を行い前記領域判定演算ステップにより判定し、前記測定位置が属すると判定された最狭の階層の階層領域を前記検索結果とし、
前記領域判定演算ステップは、
前記検索対象となった階層領域内の任意の1つの住所領域に対して外部に設定された参照位置を始点としかつ前記測定位置を終点とする第1のベクトルと、前記参照位置を始点としかつ前記任意の1つの住所領域を囲む複数の線分の任意の1つの線分の両端の位置を終点とする第2及び第3のベクトルとから、前記第2のベクトルと前記第1のベクトルとの外積、及び前記第2のベクトルと前記第3のベクトルとの外積を算出し、該外積の正負により、前記第2のベクトルが形成する線分を延長した直線で分割される2領域に対して前記測定位置と前記第3のベクトルの終点の位置とが同一領域に存在するか否かを判定し、前記同一領域に存在しないと判定したとき当該領域判定演算処理を終了させるのに対して前記同一領域に存在すると判定したとき次の判定ステップに進む第1の判定ステップと、
前記第3のベクトルと前記第1のベクトルとの外積、及び前記第3のベクトルと前記第2のベクトルとの外積を算出することにより、前記第3のベクトルを形成する線分を延長した直線で分割される2領域に対して前記測定位置と前記第2のベクトルの終点の位置が同一領域に存在するか否かを判定し、前記同一領域に存在しないと判断したとき当該領域判定演算処理を終了させるのに対して上記同一領域に存在すると判定したとき次の判定ステップに進む第2の判定ステップと、
次に、前記任意の1つの領域を囲む複数の線分の任意の1つの線分の一端の位置を始点としかつ前記参照位置を終点とする第4のベクトルと、前記任意の1つの領域を囲む複数の線分の任意の1つの線分の一端の位置を始点としかつ前記測定位置を終点とする第5のベクトルと、前記任意の1つの住所領域を囲む複数の線分の任意の1つの線分の一端の位置を始点としかつ他端を終点とする第6のベクトルとから、前記第6のベクトルと前記第4のベクトルとの外積、及び前記第6のベクトルと前記第5のベクトルとの外積を算出することにより、前記第6のベクトルを形成する線分を延長した直線により分割される2領域に対して前記参照位置と前記測定位置が異なる領域に存在するか否かを判定する第3の判定ステップと、
前記第1の判定ステップと前記第2の判定ステップと前記第3の判定ステップとにより前記任意の1つの住所領域を囲む複数の線分の任意の1つの線分が、前記参照位置と前記測定位置を結ぶ線分と交わる交点があるか否かを判定する交点判定ステップと
を具備することを特徴とする階層分類領域検索方法。
IPC (4件):
G01C 21/00 ( 200 6.01)
, G08G 1/0969 ( 200 6.01)
, G09B 29/00 ( 200 6.01)
, G09B 29/10 ( 200 6.01)
FI (4件):
G01C 21/00 B
, G08G 1/096
, G09B 29/00 A
, G09B 29/10 A
引用特許:
出願人引用 (3件)
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地名表示装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-255227
出願人:アイシン精機株式会社
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地図表示装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-029879
出願人:日立エンジニアリング株式会社
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画像入力装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-110191
出願人:株式会社日立製作所
審査官引用 (3件)
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地名表示装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-255227
出願人:アイシン精機株式会社
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地図表示装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-029879
出願人:日立エンジニアリング株式会社
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画像入力装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-110191
出願人:株式会社日立製作所
引用文献:
出願人引用 (1件)
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アルゴリズムイントロダクション INTRODUCTION TO ALGORITHMS, 19951230, 第3巻, 第1版, 第238-239ページ
審査官引用 (1件)
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アルゴリズムイントロダクション INTRODUCTION TO ALGORITHMS, 19951230, 第3巻, 第1版, 第238-239ページ
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