特許
J-GLOBAL ID:201103071941768650
反射型液晶表示装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
阿部 琢磨
, 黒岩 創吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-233778
公開番号(公開出願番号):特開2011-022611
出願日: 2010年10月18日
公開日(公表日): 2011年02月03日
要約:
【課題】 反射型液晶表示素子で発生する回折光を考慮した上で、コントラストを向上させることが可能な反射型液晶表示装置を提供する。【解決手段】 偏光子と検光子を併用する偏光分離膜を有した偏光ビームスプリッターと、反射型液晶表示素子と、前記偏光ビームスプリッターと前記反射型液晶表示素子との間に配置された1/4波長板と、投射レンズ系とを備える反射型液晶表示装置であって、黒表示時の前記反射型液晶表示素子により発生する回折光の位相差の絶対値が前記1/4波長板の位相差により減少し、前記偏光ビームスプリッターから前記投射レンズに導かれる前記回折光の漏れ光量が低減するように、前記1/4波長板の遅相軸と進相軸のいずれかを前記偏光ビームスプリッターの偏光軸方向と略平行な方向に配置するように構成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
偏光分離膜を有する偏光ビームスプリッタと、
反射型液晶表示素子と、
前記偏光ビームスプリッタと前記反射型液晶表示素子との間に配置された1/4波長板と、
光源からの光束を収斂状態で前記偏光ビームスプリッタに導くとともに、前記光源からの光で前記偏光ビームスプリッタ及び前記1/4波長板を介して前記反射型液晶表示素子を照明する照明光学系とを有する反射型液晶表示装置であって、
前記照明光学系の光軸が前記偏光分離膜に対して傾いており、
直線偏光光を右旋回の円偏光又は楕円偏光に変換する際に与える位相差を正、直線偏光光を左旋回の円偏光又は楕円偏光に変換する際に与える位相差を負とするとき、前記反射型液晶表示装置の黒表示状態における前記反射型液晶表示素子が、前記反射型液晶表示素子で発生する回折光に与える位相差が正又は0であり、
前記収斂状態の光束を受ける前記偏光分離膜が、前記照明光学系の光軸と前記偏光分離膜とで定義されるS偏光光の偏光方向をS偏光方向とするとき、前記反射型液晶表示素子側から見て前記S偏光方向に対して時計回りに傾いた偏光方向を有する光を出射させる第1領域と、前記反射型液晶表示素子側から見て前記S偏光方向に対して反時計回りに傾いた偏光方向を有する光を出射させる第2領域とを有しており、
前記反射型液晶表示素子の前記光軸上の点から出射して前記第1領域に入射する第1回折光に対して前記反射型液晶表示素子が与える位相差が、前記反射型液晶表示素子の前記光軸上の点から出射して前記第2領域に入射する第2回折光に対して前記反射型液晶表示素子が与える位相差よりも大きく、
前記1/4波長板の進相軸の方向と前記S偏光方向とが略平行となるように前記1/4波長板が配置されていることを特徴とする反射型液晶表示装置。
IPC (3件):
G02F 1/133
, G02F 1/13
, G03B 21/00
FI (4件):
G02F1/1335 520
, G02F1/13 505
, G02F1/13363
, G03B21/00 E
Fターム (29件):
2H088EA13
, 2H088EA16
, 2H088HA17
, 2H088HA18
, 2H088HA20
, 2H088HA21
, 2H088HA24
, 2H088HA28
, 2H088MA02
, 2H191FA29X
, 2H191FA30X
, 2H191FA31Y
, 2H191FA87Z
, 2H191LA03
, 2H191LA22
, 2H191MA12
, 2H191MA13
, 2H191PA44
, 2K103AA01
, 2K103AA05
, 2K103AA14
, 2K103AB01
, 2K103BC12
, 2K103BC15
, 2K103BC17
, 2K103BC26
, 2K103CA17
, 2K103CA18
, 2K103CA26
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
特開平2-250026
-
色合成光学装置及び投射型表示装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-224668
出願人:株式会社ニコン
-
特許第4794839号
審査官引用 (3件)
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特開平2-250026
-
色合成光学装置及び投射型表示装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-224668
出願人:株式会社ニコン
-
特許第4794839号
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