特許
J-GLOBAL ID:201103072194426040

複層塗膜の補修塗装方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-364096
公開番号(公開出願番号):特開2001-174333
特許番号:特許第4226743号
出願日: 1999年12月22日
公開日(公表日): 2001年06月29日
請求項(抜粋):
【請求項1】カラーベース塗膜の上に半透明反射塗膜が形成されており、該反射塗膜の上にクリヤ塗膜が形成されてなる複層塗膜を補修塗装する方法であって、予め複数の複層塗膜の登録色番号、該各登録色番号の複層塗膜を補修塗装するための、カラーベース塗料と半透明反射塗料とクリヤ塗料との組合せの少なくとも一組の登録塗料配合、各登録塗料配合に基く多角度測色計による登録測色データ及び原色塗料の光学特性値データが登録されたコンピュータを用いて複層塗膜の補修塗装を行う方法であり、下記の工程 (1)補修塗装において塗色を合せるべき複層塗膜の基準色を多角度測色計にて測色した測色データ、及び該基準色の色番号をコンピュータに入力し、該基準色と色番号が一致している上記登録色番号の少なくとも一組の登録塗料配合及び登録測色データを検索し、一組の登録塗料配合及び登録測色データを選定する工程、 (2)上記工程(1)で選定された一組の登録塗料配合、該登録塗料配合に基く複層塗膜の登録測色データ、工程(1)の基準色の測色データ、及び予め登録しておいた原色塗料の光学特性値データをもとにコンピュータ調色によりカラーベース塗料の第1候補配合を算出する工程、 (3)上記工程(2)で算出された第1候補配合に基づくカラーベース塗料によるカラーベース塗膜及び工程(1)で選定された登録塗料配合の半透明反射塗膜形成用塗料による半透明反射塗膜及び補修塗装用クリヤ塗料のクリヤ塗膜を順次形成した第1の調色経過塗装板を作成し、該第1の調色経過塗装板の色が合格か否かを判断する工程、を有し、上記工程(3)の次に、さらに下記の工程(4)及び(5)を行うことを特徴とする複層塗膜の補修塗装方法。 (4)上記第1の調色経過塗装板の鏡面反射軸と受光軸とのなす角度が15〜30度の範囲内となる角度条件における、基準色の明度と第1の調色経過塗装板の複層塗膜の明度との明度の差に基いて、半透明反射塗膜形成用塗料の塗装膜厚を決める工程、及び (5)上記第1候補配合に基づくカラーベース塗膜、上記工程(4)で決定した塗装膜厚にて塗装した半透明反射塗膜及び上記クリヤ塗膜を形成した第2の調色経過塗装板を作成し、該第2の調色経過塗装板の色が合格か否かを判断する工程。
IPC (2件):
G01J 3/46 ( 200 6.01) ,  B05D 7/14 ( 200 6.01)
FI (2件):
G01J 3/46 Z ,  B05D 7/14 S
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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