特許
J-GLOBAL ID:201103072396696732

体積流調整装置を有するヴィスカスカップリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-200656
公開番号(公開出願番号):特開2000-074097
特許番号:特許第3220117号
出願日: 1999年07月14日
公開日(公表日): 2000年03月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 カップリングケーシングと、粘性液体を充填される作業室における剪断面を介してのトルクの伝達のために設けられている少なくとも一つの駆動され得る回転子とを有するヴィスカスカップリングにして、前記作業室が間仕切り壁によって粘性液体のための貯蔵室から仕切られており、粘性液体が前記作業室からポンプ開口部を経て前記貯蔵室へ、あるいは前記貯蔵室から、調節装置としての電磁石をもっている体積流調整装置が付設されている導管を経て、前記作業室へ戻るように運ばれ得るヴィスカスカップリングにおいて、前記導管(43)が、少なくともそれの延在長の一部に沿って、前記体積流調整装置(61)の前記電磁石(55)によって磁界が発生させられ得る領域(65)を通って案内されており、且つ、前記粘性液体(19)がマグネトレオロジー的な挙動の実現のために磁化され得る小片(69)を添加されており、当該小片によって前記導管(43)内における前記粘性液体(19)の流速が磁界を通り抜けて流れる際に磁界の強さに依存して変化し得る、且つそれによって貯蔵室(21)と作業室(31)との間の体積流が調整され得ること、前記導管(43)が、前記貯蔵室(21)へ導く第一の導管部(45)と前記貯蔵室(21)を前記作業室(31)と連通させる第二の導管部(47)とを有して構成されており、当該第二の導管部(47)が、前記第一の導管部(45)に比べて、カップリングケーシング(3)内における前記体積流調整装置(61)の方への軸方向ずれ(49)を有して構成されていること、及び軸方向にて前記第一の導管部(45)と前記体積流調整装置(61)の前記電磁石(55)との間に、カップリングケーシング(3)に形成された冷却ブレード(53)が位置することを特徴とするヴィスカスカップリング。
IPC (3件):
F16D 35/02 ,  F16D 35/00 621 ,  F16D 37/02
FI (3件):
F16D 35/00 621 ,  F16D 35/00 611 J ,  F16D 37/02 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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