特許
J-GLOBAL ID:201103072411304382

液圧式クラッチレリーズ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木戸 一彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-062321
公開番号(公開出願番号):特開2000-257650
特許番号:特許第3896221号
出願日: 1999年03月09日
公開日(公表日): 2000年09月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 シリンダハウジングの内側環と外側環との間に有底の環状空間部をクラッチ側へ開口して設け、前記内側環を外側環よりもクラッチ側に延出して、該内側環の延出部分に軸受支持部材を内側環の軸方向へ移動可能に外挿し、該軸受支持部材のクラッチ側に環状の軸受を前記内側環の延出部分と同心円状に配設して、該軸受の外輪を軸受支持部材にて支持し、前記内側環と外側環との間の環状空間部に環状ピストンを内側環の軸方向へ移動可能に内挿して、該環状ピストンから反クラッチ側の環状空間部をシリンダ室となし、該シリンダ室に別途の液圧発生手段で昇圧した作動液を導入するための液通路を連設すると共に、前記シリンダハウジングの反クラッチ側に設けた大径部と前記軸受支持部材との間に戻しばねを縮設し、該軸受支持部材と前記環状ピストンと軸受とを戻しばねの弾発力にてクラッチ方向へ付勢して、軸受の内輪に設けた当接部をクラッチのダイヤフラムばねに押圧するようになした液圧式クラッチレリーズ装置において、前記シリンダハウジングの大径部と前記軸受支持部材との間に、蛇腹状のゴムブーツを前記戻しばねを覆って張設し、該ゴムブーツの隣接する腹膜間を薄膜で連結して、前記戻しばねを圧縮状態に保持すると共に、該薄膜を前記シリンダ室に供給される作動液によってクラッチ方向へ移動する前記環状ピストンの引張力で破断して、前記戻しばねの伸張を許容するように設定したことを特徴とする液圧式クラッチレリーズ装置。
IPC (1件):
F16D 25/08 ( 200 6.01)
FI (1件):
F16D 25/08 H

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