特許
J-GLOBAL ID:201103072543368860

引戸のハンドル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 茂雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-229247
公開番号(公開出願番号):特開2003-041812
特許番号:特許第4698898号
出願日: 2001年07月30日
公開日(公表日): 2003年02月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 前後一対のシェル体(2A・2B)どうしを接合して構成されて、戸パネル(1)の木口面に装着されるホルダー(2)と、両シェル体(2A・2B)の接合面の間に配置される把手(3)および弾性体(4)とを含み、 ホルダー(2)の前後面の少なくとも一方が戸パネル(1)の面壁に露出しており、戸パネル(1)の露出面壁に臨むシェル体(2A・2B)に、戸パネル(1)を移動操作する手掛凹部(6)が凹み形成されており、 把手(3)は、縦長長方形状のグリップ(17)と、グリップ(17)の上端内面に突設した接当片(18)とを備えており、 弾性体(4)が、接当片(18)を受け止める弾性変形可能なストッパー(20)を含むプラスチック成形品からなり、 ホルダー(2)は把手(3)を収納する格納部(5)を有し、該格納部(5)は把手(3)のグリップ(17)を収容する幅広の第1ポケット(12)と、第1ポケット(12)の内奥に連続して形成されて、把手(3)の接当片(18)が入り込む幅狭の第2ポケット(13)とからなり、 第2ポケット(13)の内奥端には、弾性体(4)を装着するための切欠(16)が形成されており、 把手(3)はホルダー(2)に設けた軸(14)で揺動可能に軸支されて、全体がホルダー(2)の格納部(5)内に収まる待機姿勢と、グリップ(17)が格納部(5)および戸パネル(1)の木口面から斜めに突出する使用姿勢とに変位可能であり、 ストッパー(20)は、接当片(18)の揺動軌跡と交差する状態で設けられており、把手(3)が待機姿勢と使用姿勢との間で変位するとき、接当片(18)がストッパー(20)を弾性変形させながら乗り越えるようになっており、ストッパー(20)は待機姿勢と使用姿勢とのそれぞれにおいて接当片(18)を受け止め支持して、各姿勢に切り換わった把手(3)が軸(14)まわりに揺動するのを規制しており、 待機姿勢において、把手(3)の接当片(18)の突端下面が弾性体(4)のストッパー(20)で受け止められることで、把手(3)が格納部(5)の外へ出ることが規制されており、 使用姿勢において、把手(3)の接当片(18)の上端内面が弾性体(4)のストッパー(20)で受け止められることで、把手(3)が待機姿勢に復帰揺動することが規制されており、且つ把手(3)のグリップ(17)の上端内面が第1ポケット(12)の上部の傾斜面(12a)で受け止められることで、把手(3)の軸(14)まわりの揺動限界が規制されており、 ホルダー(2)の第1ポケット(12)の奥端面が、手掛凹部(6)よりも木口面側に位置し、且つ第2ポケット(13)の内奥端が、手掛凹部(6)の木口面側の周縁よりも内奥側に位置していることを特徴とする引戸のハンドル装置。
IPC (1件):
E05B 5/02 ( 200 6.01)
FI (1件):
E05B 5/02 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 引 戸
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-105280   出願人:永大産業株式会社

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