特許
J-GLOBAL ID:201103072626939320

泥濃式掘進機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 西教 圭一郎 ,  杉山 毅至 ,  廣瀬 峰太郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-263370
公開番号(公開出願番号):特開2003-074720
特許番号:特許第3623763号
出願日: 2001年08月31日
公開日(公表日): 2003年03月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】(a)先導体であって、スキンプレートと、スキンプレートの前方に配置され、スキンプレートと同軸に回転駆動され、切羽を掘削するカッタ部と、カッタ部の後方に設けられる隔壁とを有し、カッタ部と隔壁との間に、高濃度液状体が加圧供給される先導体と、(b)先導体に連結される後続体とから成る泥濃式掘進機において、(c)カッタ部に設けられ、スキンプレートよりも半径方向外方に突出して変位可能な掘削片と、(d)カッタ部に設けられ、掘削片を変位駆動する掘削片用駆動手段とが設けられ、(e)先導体と後続体との前記連結は、先導体の軸線と後続体の軸線とが相互に変化可能とされ、(f)前記各軸線を変化して推進方向を変化する方向修正ジャッキと、(g)カッタ部と隔壁との間の掘削室に高濃度液状体を供給する送泥管と、(h)掘削室から地山の土砂を排出する排泥管と、(i)先導体内で、排泥管の途中に介在されるピンチバルブとを含み、このピンチバルブは、剛性外筒と、外筒に同軸に収納され、外筒の内面との間に、周方向にわたって延びる空気貯留空間を形成する外面を有し、半径方向に貫通した接続孔を有する剛性内筒と、内筒に収納され、可撓性を有し、軸線方向両端部は、内筒に固定されるスリーブと、空気貯留空間に圧縮空気を供給/排出してスリーブ内を開閉する空気圧回路とを含み、外筒の両端部にそれぞれ配置される環状端板を有し、外筒の両端部の端面に臨んで端板固定用めねじが形成され、端板を貫通する貫通ボルトが、端板固定用めねじに取外し可能に螺合して外筒の両端部に各端板が着脱可能にそれぞれ取付けられ、貫通ボルトの頭部は、端板内に入り込んで端板の外端面よりも軸線方向内方にあり、端板に、軸線方向外方に臨むめねじが形成され、排泥管のフランジは、前記めねじに取外し可能に螺合するボルトによって固定され、端板とフランジとの間には、環状シール材が介在され、この端板が、内筒の端面に当接した状態で、スリーブの端部が軸線方向内方に弾発的に圧縮され、外筒の両端部の内面と、内筒の両端部の外面との間に、Oリングが介在され、内筒の両端部の内面は、軸線方向内方になるにつれて内径が大きくなるように傾斜した円錐台面と、円錐台面の軸線方向内方の端部に連なり、Oリングが嵌合される環状溝を形成するOリング収納部と、Oリング収納部の軸線方向内方の端部に連なり、軸線方向に沿う内径が一様な当接部と、当接部の軸線方向内方に連なり、軸線を含む仮想断面が、半径方向内方になるにつれて軸線方向の長さが短くなる台形に形成された隆起部とを含み、スリーブの両端部の外周面は、円錐台面とOリング収納部と当接部と隆起部との各内面に固定されることを特徴とする泥濃式掘進機。
IPC (3件):
F16K 7/02 ,  E21D 9/13 ,  F16K 7/07
FI (3件):
F16K 7/02 B ,  F16K 7/07 A ,  E21D 9/06 301 T
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-062530
  • 特開平4-151079

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