特許
J-GLOBAL ID:201103072861597363

安全出力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀口 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-005190
公開番号(公開出願番号):特開2011-145831
出願日: 2010年01月13日
公開日(公表日): 2011年07月28日
要約:
【課題】安全な制御と自己診断とを並列に行うことが可能な、自己診断機能を備えた制御装置の安全出力装置、及びその自己診断方法を提供することを目的とする。【解決手段】安全出力装置は、通常出力データと第1の自己診断パターンデータとを制御周期に同期して出力することを命令する出力制御部1と、通常出力データを制御周期に同期して出力する通常出力部2と、自己診断パターンデータを予め設定されるパルス幅以下のパルス列信号として符号化してベースバンド伝送方式で出力するテストパターン生成部3と、パルス列信号と通常出力信号とを合成して出力する合成出力部4と、操作端部13出力信号を復号して第2の自己診断パターンデータとして再構成する再構成部5と、第1の自己診断パターンデータと第2の自己診断パターンデータとを比較し、相違の有無を判定する比較部6とを備える安全出力装置。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
制御装置の演算装置から送られた通常出力データを操作端部に送るとともに、自身の自己診断を行う当該制御装置の安全出力装置であって、 前記安全出力装置は、前記演算装置で演算された、または当該演算装置で指定された通常出力データと、予め設定された第1の自己診断パターンデータとを、前記演算装置からの制御周期に同期して出力することを命令する出力制御部と、 前記出力制御部から送られた前記通常出力データをデジタル信号に変換して通常出力信号として前記制御周期に同期して出力する通常出力部と、 前記出力制御部から送られた前記第1の自己診断パターンデータを、予め設定されるパルス幅以下のパルス列信号として符号化したベースバンド伝送方式で出力するテストパターン生成部と、 前記パルス列信号と前記通常出力信号とを合成する合成部と、当該合成部の合成出力信号を操作端部用の操作端部出力信号に整形し、前記操作端部の動作信号レベルに変換して送る出力インタフェース部とを備える合成出力部と、 前記操作端部出力信号を取り込むための入力インタフェース部と、当該入力された前記操作端部出力信号を復号して第2の自己診断パターンデータとして再構成するパターン再構成部とを備える再構成部と、 前記第1の自己診断パターンデータと前記第2の自己診断パターンデータとを比較し、相違の有無を判定する比較部と を備え、 前記第1の自己診断パターンデータと復号した第2の自己診断パターンデータとを比較して、当該データの相違から異常の有無を判定して前記演算装置の通常出力データの出力と自己診断とを並列に行うようにしたことを特徴とする安全出力装置。
IPC (1件):
G05B 23/02
FI (1件):
G05B23/02 V
Fターム (7件):
5H223AA01 ,  5H223CC03 ,  5H223DD03 ,  5H223EE02 ,  5H223EE05 ,  5H223EE18 ,  5H223EE29
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭64-018804

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