特許
J-GLOBAL ID:201103073635695596

塩類を含むフェノラートアルカリ溶液を飽和させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外2名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-095047
公開番号(公開出願番号):特開平1-311038
特許番号:特許第2648962号
出願日: 1989年04月14日
公開日(公表日): 1989年12月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】二酸化炭素を含むガスによって少なくとも一つの一次飽和段と一つの後飽和段で塩類を含むフェノラートアルカリ溶液を飽和させる方法において、40ないし50°Cに予熱されたフェノラートアルカリ溶液が、上記一次飽和段において、フェノラートが60ないし80重量%の粗フェノールに変換されるような量CO2を含むガスによって大気圧における60ないし70°Cの温度で充填塔内において向流で処理され、粗フェノールが分離器においてソーダアルカリ溶液から分離され、得られた粗フェノールが、粗フェノールが水に対し5:1ないし2:1の割合(重量比)で、水と混合され、後飽和段において、大気圧における40ないし60°Cの温度で充填塔内においてCO2含有ガスによって向流で処理され、粗フェノールが分離器においてソーダアルカリ溶液から分離され、後飽和段からの粗フェノールとソーダアルカリ溶液との密度差が少なくとも0.02gcm-3となるように上記水の添加量が制御され、次に、上記一次飽和段と上記後飽和段のソーダアルカリ溶液が、後反応段において40ないし60°Cで混合され、その際に遊離したフェノールが分離され、その場合、後反応段からのソーダアルカリ溶液の重炭酸塩濃度が1重量%を超過しないように、後飽和段のCO2含有ガスの量が調整されることを特徴とする、塩類を含むフェノラートアルカリ溶液を飽和させる方法。
IPC (3件):
C07C 39/04 ,  C07C 37/055 ,  C07C 37/86
FI (3件):
C07C 39/04 9155-4H ,  C07C 37/055 9155-4H ,  C07C 37/86 9155-4H

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