特許
J-GLOBAL ID:201103073777970152

排熱回収型船舶推進装置およびこれを備えた船舶ならびに排熱回収型船舶推進装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 藤田 考晴 ,  上田 邦生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-272767
公開番号(公開出願番号):特開2011-116152
出願日: 2009年11月30日
公開日(公表日): 2011年06月16日
要約:
【課題】船内余剰電力を可及的に少なくするとともに、船速変動を抑制することができる排熱回収型船舶推進装置を提供することを目的とする。【解決手段】船内要求電力およびメインエンジン22の負荷に基づいて、パワータービン23に供給されるメインエンジン22からの排ガスの流量を制御するパワータービン用制御弁Bの開度をフィードフォワード開度として演算し、パワータービン用制御弁Bに対してフィードフォワード開度を出力するパワータービン制御部と、軸発電機モータ35のモータ運転時の出力に相当するメインエンジン22の燃料噴射量を換算燃料噴射量として演算し、メインエンジン22に供給される燃料噴射量から該換算燃料噴射量を減算する燃料噴射量制御部とを備えている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
船舶の推進用プロペラを駆動するメインエンジンと、 該メインエンジンの排ガスによって駆動されるパワータービンと、 前記メインエンジンの排ガスによって生成された蒸気によって駆動される蒸気タービンと、 前記パワータービン及び前記蒸気タービンによって駆動されるタービン発電機と、 前記メインエンジンと前記推進用プロペラとの間に設けられ、船内の余剰電力を得て該メインエンジンを加勢するモータ運転、及び、該メインエンジンによって駆動されて発電する発電運転が可能とされた軸発電機モータと、 を備えた排熱回収型船舶推進装置において、 船内要求電力および前記メインエンジンの負荷に基づいて、前記パワータービンに供給される前記メインエンジンからの排ガスの流量を制御するパワータービン用制御弁の開度をフィードフォワード開度として演算し、該パワータービン用制御弁に対して該フィードフォワード開度を出力するパワータービン制御部、及び/又は、船内要求電力および前記メインエンジンの負荷に基づいて、前記蒸気タービンに供給される蒸気の流量を制御する蒸気タービン用制御弁の開度をフィードフォワード開度として演算し、該蒸気タービン用制御弁に対して該フィードフォワード開度を出力する蒸気タービン制御部と、 前記軸発電機モータの前記モータ運転時の出力に相当する前記メインエンジンの燃料噴射量を換算燃料噴射量として演算し、前記メインエンジンに供給される燃料噴射量から該換算燃料噴射量を減算する燃料噴射量制御部と、 を備えていることを特徴とする排熱回収型船舶推進装置。
IPC (4件):
B63J 3/02 ,  B63H 21/14 ,  B63H 21/17 ,  B63H 21/20
FI (5件):
B63J3/02 D ,  B63J3/02 A ,  B63H21/14 ,  B63H21/17 ,  B63H21/20

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