特許
J-GLOBAL ID:201103073975563740

輸送計画作成方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外3名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-190175
公開番号(公開出願番号):特開2002-007530
特許番号:特許第3350514号
出願日: 2000年06月23日
公開日(公表日): 2002年01月11日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数の輸送元から複数の輸送先に、輸送対象を輸送媒体に積載して目標時刻までに輸送する計画を作成する方法であって、少なくとも各輸送元に関するデータ、各輸送先に関するデータ、各輸送元間のデータ、各輸送先間のデータ、各輸送元と各輸送先との間のデータおよび輸送媒体に関するデータを含む輸送条件データを、入力手段によって入力し、1つの輸送元から1つの輸送先に輸送すべき輸送対象を、1つの輸送元を出発して1つの輸送先に直接到着する輸送媒体に積載して、輸送する単独直送便と、1つの輸送元から少なくとも2つの輸送先に輸送すべき輸送対象を、1つの輸送元を出発して少なくとも2つの輸送先に順次的に到着する輸送媒体に積載して、輸送する単独経由便と、少なくとも2つの輸送元から1つの輸送先に輸送すべき輸送対象であって、1つの輸送元に横持ち便によって集約される輸送対象を、1つの輸送元を出発して1つの輸送先に直接到着する輸送媒体に積載して、輸送する集約直送便と、少なくとも2つの輸送元から少なくとも2つの輸送先に輸送すべき輸送対象であって、1つの輸送元に横持ち便によって集約される輸送対象を、1つの輸送元を出発して少なくとも2つの輸送先に順次的に到着する輸送媒体に積載して、輸送する集約経由便とを、演算手段による機械演算によって、まず単独直送便、次に単独経由便、その次に集約直送便、最後に集約経由便の順に、予め定める設定量以上の輸送対象が存在するときに仕立てる演算をし、集約直送便および集約経由便を仕立てるときに仕立てられる横持ち便は、荷物のある輸送元を出発して集約先となる輸送元に到着する輸送媒体に荷物を積載して輸送する便であり、演算手段は、集約直送便および集約経由便を仕立てる演算をするとき、集約先となる輸送元において横持ち便によって集約される輸送対象を下ろす作業を同時にすることができる輸送媒体の数と、集約直送便および集約経由便の出発時刻と、輸送対象を集約する横持ち便の到着時刻に基づいて、輸送元における横持ち便の到着可能な数を算出し、この横持ち便の到着可能な数を超えないように、1つの輸送先に輸送すべき輸送対象の集約先となる輸送元を設定して、集約直送便および集約経由便を仕立てる演算をし、前記横持ち便の到着可能な数は、集約先となる輸送元において横持ち便によって集約される輸送対象を下ろす作業を同時にすることができる輸送媒体の数をkとし、1つの横持ち便によって集約される輸送対象を横持ち便の輸送媒体から下ろして輸送先に向けて出発する集約直送便および集約経由便の輸送媒体に積込むまでに要する時間をtとして、まず、集約先となる輸送元に最も遅く到着する横持ち便のグループに関して、その到着時刻と集約直送便および集約経由便の出発時刻との時間差mと、横持ち便の便数pとに基づいて、判定値sを、s={(m×k)/t}-pとして求め、判定値sが正または0であれば、対処する処理能力があると判定し、判定値sが負であれば、対処する処理能力が不足していると判定し、最も遅く到着する横持ち便のグループよりも前に到着する横持ち便のグループに関して、1つ後に到着する横持ち便のグループに対して対処する処理能力があることを前提として、後に到着するグループから順に、その到着時刻と1つ後に到着する横持ち便のグループの到着時刻との時間差nと、横持ち便の便数qと、1つ後に到着する横持ち便のグループの判定値sとに基づいて、判定値s[new]を、s[new]=s+{(n×k)/t}-qとして更新して求め、更新した判定値s[new]が正または0であれば、対処する処理能力があると判定し、更新した判定値s[new]が負であれば、対処する処理能力が不足していると判定し、輸送元における処理能力を超えないように、演算手段によって算出し、このような演算結果を出力手段によって出力することを特徴とする輸送計画作成方法。
IPC (2件):
G06F 17/60 114 ,  B65G 1/137
FI (2件):
G06F 17/60 114 ,  B65G 1/137 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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