特許
J-GLOBAL ID:201103074256035178

データグラム中継装置及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 隆夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-006205
公開番号(公開出願番号):特開2001-197118
特許番号:特許第3601393号
出願日: 2000年01月11日
公開日(公表日): 2001年07月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】1つ以上のプロトコル終端手段を有するデータグラム中継装置において、前記プロトコル終端手段のいずれかより入力されたパケットのヘッダ情報より転送先経路を解決するための宛先アドレス情報を抽出する宛先アドレス抽出手段と、前記プロトコル終端手段のいずれかより入力されたパケットのヘッダ情報より集約されたフローを識別するためのストリーム識別子を算出するストリーム識別子算出手段と、前記宛先アドレス情報を基に、宛先アドレスへの転送先経路となる転送パス、若しくは、同一アドレスに対応する転送先経路の集合であるマルチパスを一意に識別するためのマルチパス識別子を特定する経路解決処理手段と、アドレス部に前記ストリーム識別子と前記マルチパス識別子とを格納し、データ部に前記ストリーム識別子と前記マルチパス識別子との組み合わせと対応させて、前記転送パスに対応する転送パス番号をキャッシュ転送パス番号として格納するキャッシュ転送パス番号格納手段と、前記ストリーム識別子と前記マルチパス識別子との組み合わせに対応する前記キャッシュ転送パス番号を前記キャッシュ転送パス番号格納手段より読み出すキャッシュテーブルアクセス手段と、アドレス部に前記マルチパス識別子を格納し、データ部に前記マルチパス識別子と対応させて、前記転送パス番号毎に、該転送パス番号と前記マルチパス識別子との組み合わせに対応する前記転送パスへのパケットの転送が禁止状態であるか否かを示す転送禁止ビット列を格納する転送禁止ビット列格納手段と、アドレス部に前記マルチパス識別子を格納し、データ部に前記マルチパス識別子と対応させて、前記転送パスに対応する前記転送パス番号を転送割当パス番号として格納する転送割当パス番号格納手段と、アドレス部に前記マルチパス識別子と前記転送パス番号とを格納し、データ部に前記マルチパス識別子と前記転送パス番号との組み合わせと対応させて前記転送パスを格納する転送パス格納手段と、前記マルチパス識別子と前記キャッシュ転送パス番号を基に、前記入力されたパケットが属するストリームに対して前記転送先経路となる前記転送パスを解決するパス選択処理手段と、前記転送パスに前記パケットを転送する出力装置選択手段と、を有し、前記宛先アドレス抽出手段は、前記宛先アドレス情報を前記経路解決処理手段に出力し、前記ストリーム識別子算出手段は、前記ストリーム識別子を前記キャッシュテーブルアクセス手段と前記パス選択処理手段とに出力し、前記経路解決処理手段は、前記マルチパス識別子を前記キャッシュテーブルアクセス手段と前記パス選択処理手段とに出力し、前記キャッシュテーブルアクセス手段は、前記キャッシュ転送パス番号を前記パス選択処理手段に出力し、前記パス選択処理手段は、入力された前記キャッシュ転送パス番号を前記転送パス番号とし、更に、入力された前記マルチパス識別子を基に前記転送禁止ビット列を読み出し、該読み出した前記転送禁止ビット列を基に前記転送パス番号と前記マルチパス識別子との組み合わせに対応する前記転送パスへのパケットの転送が禁止状態であるか否かを判定し、該判定の結果、前記転送パスへのパケットの転送が禁止状態である場合、前記マルチパス識別子を基に前記転送割当パス番号を読み出し、前記転送パス番号を前記キャッシュ転送パス番号から前記読み出した前記転送割当パス番号に更新し、該更新した前記転送パス番号と前記マルチパス識別子との組み合わせに対応する前記転送パスを前記出力装置選択手段に出力することを特徴とするデータグラム中継装置。
IPC (1件):
H04L 12/56
FI (1件):
H04L 12/56 100 A
引用特許:
審査官引用 (11件)
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