特許
J-GLOBAL ID:201103074481056354
徐放性担体及び同徐放性担体を用いた薬剤並びに同薬剤を用いたドラッグデリバリーシステム
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
松尾 憲一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-221631
公開番号(公開出願番号):特開2011-068606
出願日: 2009年09月25日
公開日(公表日): 2011年04月07日
要約:
【課題】天然物由来で、被膜形成性を有し、しかも、塩の存在下であっても優れた保水性を発揮することのできる徐放性担体を提供する。また、同徐放性担体を用いた薬剤、並びに、同薬剤を用いたドラッグデリバリーシステムについても提供する。【解決手段】本発明に係る徐放性担体では、水又は水を含有する溶媒中に、スイゼンジノリ(Aphanothece sacrum)由来のサクランを溶解し、この溶液中に3価の陽イオンを添加してゲルを形成し、このゲルにより前記薬物を担持可能とした。また、本発明に係る薬剤では、前記徐放性担体を用いて調剤することとした。また、本発明に係るドラッグデリバリーシステムでは、前記薬剤を生体に投与した際に、サクランゲルに対して、キレート剤や3価の陽イオンや、サクランの糖鎖を切断する酵素を含有した製剤を、前記薬剤の投与後に追って投与することにより、前記薬物の放出量を調整可能とした。【選択図】なし
請求項(抜粋):
含有又は被覆した薬物の透過量を抑制するゲル状の徐放性担体であって、
水又は水を含有する溶媒中に、スイゼンジノリ(Aphanothece sacrum)由来のサクランを溶解し、この溶液中に3価の陽イオンを添加してゲルを形成し、このゲルにより前記薬物を担持可能としたことを特徴とする徐放性担体。
IPC (7件):
A61K 47/36
, A61K 9/16
, A61K 9/70
, A61K 9/20
, A61K 9/48
, A61K 47/02
, A61K 47/42
FI (7件):
A61K47/36
, A61K9/16
, A61K9/70
, A61K9/20
, A61K9/48
, A61K47/02
, A61K47/42
Fターム (18件):
4C076AA29
, 4C076AA36
, 4C076AA53
, 4C076AA71
, 4C076AA94
, 4C076AA99
, 4C076BB01
, 4C076BB11
, 4C076DD21
, 4C076DD49
, 4C076EE30
, 4C076EE41
, 4C076FF02
, 4C076FF27
, 4C076FF31
, 4C076FF35
, 4C076GG14
, 4C076GG16
引用特許:
審査官引用 (5件)
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ゲル状徐放性組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-040898
出願人:大正製薬株式会社
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徐放性カプセル
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-090647
出願人:ユニコロイド株式会社
-
特開昭61-122211
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