特許
J-GLOBAL ID:201103074489664337

時系列信号の解析方法および音響信号の符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-068521
公開番号(公開出願番号):特開2001-255870
特許番号:特許第4331373号
出願日: 2000年03月13日
公開日(公表日): 2001年09月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】 時系列の強度信号として与えられる時系列信号から、その構成要素となる複数の周期信号を抽出する時系列信号の解析方法であって、 解析対象となる時系列信号を、デジタルデータとして取り込む入力段階と、 取り込んだ時系列信号の時間軸上に複数の単位区間を設定する区間設定段階と、 複数通りの周波数を設定し、同一の周波数をもった正弦関数および余弦関数からなる一対の関数を、当該周波数についての周期関数と定義することにより、各周波数についての周期関数からなる関数群を定義する関数群定義段階と、 1つの単位区間内の時系列信号を区間信号Xとして抽出するとともに、この区間信号Xを第1番目の差分信号S(1)と定義する区間信号抽出段階と、 前記関数群の中から、前記区間信号Xに対する相関値Eが最も高く、かつ、第j番目の差分信号S(j)に対する相関値EEと前記相関値Eとの関係が所定の設定条件を満足している周期関数を第j番目の要素関数として選出し、前記第j番目の要素関数を前記関数群から除外し、前記第j番目の要素関数と前記相関値EEとの積で与えられる第j番目の含有信号G(j)を求め、前記第j番目の差分信号S(j)から前記第j番目の含有信号G(j)を減じることにより得られる信号を新たな差分信号S(j+1)とする処理を、j=1〜J(Jは任意の整数)までJ回繰り返して行う要素関数選出段階と、 を有し、 前記関数群定義段階において、MIDIのノートナンバーに対応する半音単位の複数α通りの標準周波数について、それぞれ1/β半音単位の複数β通りのバリエーションをもった近接周波数(標準周波数と同一のものを含んでいてもよい)を、互いに隣接する標準周波数についての近接周波数帯が重なり合わない範囲内で設定し、各近接周波数をもった近接周期関数をそれぞれ定義し、合計α×β通りの近接周期関数によって関数群を構成するようにし、 前記要素関数選出段階において、所定の周期関数と所定の信号との相関値として、正弦関数についての相関値と余弦関数についての相関値との実効値を用いるようにし、 前記要素関数選出段階において、ある1つの近接周期関数を前記関数群から除外する際には、当該近接周期関数のバリエーションとなる近接周期関数も含めて合計β通りの近接周期関数すべてを除外するようにし、 前記区間信号抽出段階および前記要素関数選出段階を、個々の単位区間のそれぞれについて行い、各単位区間ごとに複数の含有信号を求め、各単位区間について求められた含有信号を当該単位区間内の時系列信号の構成要素となる周期信号として抽出することを特徴とする時系列信号の解析方法。
IPC (8件):
G10G 3/04 ( 200 6.01) ,  G10H 1/00 ( 200 6.01) ,  G10L 11/00 ( 200 6.01) ,  G10L 11/04 ( 200 6.01) ,  G10L 15/10 ( 200 6.01) ,  H03M 7/30 ( 200 6.01) ,  H04B 14/00 ( 200 6.01) ,  H04B 14/04 ( 200 6.01)
FI (8件):
G10G 3/04 ,  G10H 1/00 B ,  G10L 11/00 402 K ,  G10L 11/04 ,  G10L 15/10 500 Z ,  H03M 7/30 Z ,  H04B 14/00 Z ,  H04B 14/04 Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
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