特許
J-GLOBAL ID:201103074745380783
軸受用アルミニウム基粉末焼結複合材料とその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
浅村 皓
, 浅村 肇
, 吉田 裕
, 岩本 行夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-131474
公開番号(公開出願番号):特開2002-327222
特許番号:特許第4215965号
出願日: 2001年04月27日
公開日(公表日): 2002年11月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】密着層、摺動層および犠牲層から成るアルミニウム基粉末焼結層が前記密着層側で裏金板に圧延接合され、裏金、密着層、摺動層、犠牲層の順に積層されて成る軸受用アルミニウム基粉末焼結複合材料の製造方法において、
(1)前記密着層を形成すべき粉末として、合計で0.4〜5質量%の第一群元素であるSn、In、Pbから選ばれた1種以上と、合計で0〜2質量%(ゼロを含む)の第二群元素であるSi、Mn、Ni、Cr、Zn、Fe、Zr、Ti、Sbから選ばれた1種以上と、合計で0〜1質量%(ゼロを含む)の第三群元素であるCu、Mgから選ばれた1種以上と、残部としてのAlとから成る組成の第一粉末を用意し、
(2)前記摺動層を形成すべき粉末として、合計で2〜20質量%の前記第一群元素から選ばれた1種以上と、合計で2〜8質量%の前記第二群元素から選ばれた1種以上と、合計で0.5〜2質量%の前記第三群元素から選ばれた1種以上と、残部としてのAlとから成る組成の第二粉末を用意し、
(3)前記犠牲層を形成すべき粉末として、合計で0.4〜25質量%の前記第一群元素から選ばれた1種以上と、合計で0〜4質量%(ゼロを含む)の前記第二群元素から選ばれた1種以上と、合計で0〜1質量%(ゼロを含む)の前記第三群元素から選ばれた1種以上と、残部としてのAlとから成る組成の第三粉末を用意し、
(4)前記第一〜第三粉末を、前記第二粉末が前記第一粉末と前記第三粉末の間に位置するように、粉末3層から成る層状体を連続形成し、
(5)その層状体を、圧粉成形ロール装置に連続的に送給して加圧成形を行い、圧粉成形された3層構造の粉末複合帯材を連続的に形成し、
(6)得られた連続粉末複合帯材を温度460°C〜550°Cに加熱して連続的に焼結を行なって焼結複合帯材を形成し、
(7)前記焼結複合帯材の前記第一粉末層側表面を合わせ面として、別途連続送給される裏金としての帯鋼材に連続的に重ね合わせ、これを圧延ロール装置に送給して、前記焼結複合帯材と前記帯鋼材とを連続的に圧延接合し、
(8)圧延接合された複合帯材を温度400°C〜510°Cに加熱して、その温度に30秒以上保持した後、毎分50°C以上の冷却速度で温度300°Cまで急冷し、
もって、前記帯鋼材から成る裏金、焼結された前記第一粉末層から成る密着層、焼結された前記第二粉末層から成る摺動層、および焼結された前記第三粉末層から成る犠牲層の順に積層された構造の積層複合材料を得ることを特徴とする軸受用アルミニウム基粉末焼結複合材料の製造方法。
IPC (7件):
C22C 1/04 ( 200 6.01)
, B22F 3/10 ( 200 6.01)
, B22F 3/18 ( 200 6.01)
, C22C 21/00 ( 200 6.01)
, C22F 1/04 ( 200 6.01)
, F16C 33/12 ( 200 6.01)
, C22F 1/00 ( 200 6.01)
FI (13件):
C22C 1/04 C
, B22F 3/10 F
, B22F 3/10 J
, B22F 3/18
, C22C 21/00 B
, C22F 1/04 A
, F16C 33/12 B
, C22F 1/00 630 D
, C22F 1/00 684 C
, C22F 1/00 691 B
, C22F 1/00 691 C
, C22F 1/00 692 A
, C22F 1/00 692 B
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