特許
J-GLOBAL ID:201103074786107242

同期スライド継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 清隆 (外3名)
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願平1-063986
公開番号(公開出願番号):特開平2-097719
出願日: 1989年03月17日
公開日(公表日): 1990年04月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】回転軸線と円筒状外周面を有する内側継手部材(102)と、回転軸線と円筒状円周面を有する外側継手部材(101)と、前記回転軸線を中心とした円周上に沿って一定の間隔を有すると共に前記継手部材の回転軸線に平行な中心線を有し、相互に向き合って対を成すように前記円筒状面の各々に形成された複数の軌道面(117,118)と、前記継手部材間のトルク伝達の為、相互に向き合って対を成す前記軌道面(117,118)内に夫々配された複数の球(103)と、前記内側継手部材の円筒状外周面上をスライド可能で、外側面に部分球面を有する制御カラー(107)と、前記各球(103)の中心を同一平面内に位置させるべくこれら球(103)を受容する開口を備えると共に、内側面及び外側面には前記平面のそれぞれ反対側に等しく離れた曲率中心を有する部分球面(K1,K2)を備え、前記内側面の部分球面(K2)が前記制御カラー(107)の外側の部分球面にかみ合うと共に前記外側面の部分球面(K2)が前記外側継手部材(101)の円筒状円周面にかみ合うように前記継手部材間に配された環状のケージ(104)と、前記継手部材の前記軌道面とは別にそれぞれ相互に向き合って対を成すように配設された少なくとも一対の制御軌道面(108,109)と、対を成す前記制御軌道面(108,109)と前記ケージ(104)とに係合された制御部材(105)、とを備え、対を成す前記制御軌道面(108,109)の各々が前記継手部材の回転軸線に対して傾斜した中心線を有すると共に、前記継手部材がスライドされた際に前記ケージ(104)が前記継手部材の全スライド移動距離の半分の軸方向間隔まで前記制御部材(105)により各々の前記継手部材に対して移動させられるように、前記各回転軸線を一直線にした状態では、前記各傾斜面が対をなす前記制御軌道面の各回転軸線に対して同じ傾斜角度及び逆の傾斜方向をもつように構成された同期スライド継手。
IPC (1件):
F16D 3/226
FI (1件):
F16D 3/20 L
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭48-021363

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