特許
J-GLOBAL ID:201103075047263682

変速機の潤滑構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-296754
公開番号(公開出願番号):特開2011-137493
出願日: 2009年12月28日
公開日(公表日): 2011年07月14日
要約:
【課題】本発明は、ファイナルドリブンギヤ及び変速ギヤ列がかき上げたオイルを、オイルガターによって収集して被潤滑部に供給する変速機の潤滑構造について、被潤滑部へのオイル供給量を増加させるとともに潤滑構造を簡素化することを目的としている。【解決手段】このため、変速機ケース内に備えたファイナルドリブンギヤ及び変速ギヤ列がかき上げるオイルをオイルガターによって収集して被潤滑部へ導く変速機の潤滑構造において、オイルガターにファイナルドリブンギヤがかき上げたオイルを受け止める第1捕捉面と変速ギヤ列がかき上げたオイルを受け止める第2捕捉面とを表裏一体に備える仕切壁を形成し、仕切壁によって区画して第1捕捉面で捕捉したオイルを流す第1オイル通路と第2捕捉面で捕捉したオイルを流す第2オイル通路とを形成し、これらのオイル通路を流れるオイルを仕切壁の終端部で合流させて被潤滑部位に供給する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
変速機ケース内にインプットシャフトと連動して回転する変速ギヤ列と車両走行時に回転するファイナルドリブンギヤとを備え、このファイナルドリブンギヤ及び前記変速ギヤ列がかき上げるオイルを変速機ケース内の上部に配置されたオイルガターによって収集するとともに被潤滑部へ導く変速機の潤滑構造において、前記オイルガターに変速機ケースの天井壁近傍から垂直に下方へ延び、且つ前記ファイナルドリブンギヤがかき上げたオイルを受け止める第1捕捉面と前記変速ギヤ列がかき上げたオイルを受け止める第2捕捉面とを表裏一体に備える仕切壁を形成し、外縁部に縦壁を備える溝部材の内部を前記仕切壁によって区画して前記第1捕捉面で捕捉したオイルを流す第1オイル通路と前記第2捕捉面で捕捉したオイルを流す第2オイル通路とを形成し、これらのオイル通路を流れるオイルを前記仕切壁の終端部で合流させて被潤滑部位に供給するようにしたことを特徴とする変速機の潤滑構造。
IPC (2件):
F16H 57/04 ,  F16H 57/02
FI (6件):
F16H57/04 J ,  F16H57/02 301D ,  F16H57/02 311 ,  F16H57/04 B ,  F16H57/04 E ,  F16H57/04 N
Fターム (18件):
3J063AA02 ,  3J063AB04 ,  3J063AB55 ,  3J063AC01 ,  3J063AC06 ,  3J063AC11 ,  3J063BA11 ,  3J063CA01 ,  3J063CA05 ,  3J063XD03 ,  3J063XD17 ,  3J063XD32 ,  3J063XD53 ,  3J063XD62 ,  3J063XD74 ,  3J063XF02 ,  3J063XF13 ,  3J063XF14
引用特許:
審査官引用 (3件)

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