特許
J-GLOBAL ID:201103075419618326

燃料電池用触媒層構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平木 祐輔 ,  関谷 三男 ,  伊藤 匠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-022397
公開番号(公開出願番号):特開2011-159586
出願日: 2010年02月03日
公開日(公表日): 2011年08月18日
要約:
【課題】触媒粒子の含有量が少ない場合であっても、高電流密度域で酸素不足による性能低下を防ぎ、所望の出力を得ることができる燃料電池用触媒層を得る。【解決手段】燃料電池用触媒層は、複数の一次粒子を凝集して形成された二次粒子からなる導電性担体と、導電性担体に分散して担持された触媒粒子と、導電性担体および触媒粒子を被覆するアイオノマーとを有する燃料電池用触媒層であって、触媒粒子の粒子量が0.05mg/cm2から0.15mg/cm2の範囲でかつ、導電性担体の平均二次粒子径が100nmから180nmの範囲でかつ、アイオノマーの被膜厚さが6nmから16nmの範囲である構成を有する。これにより、二次粒子1個当たりの酸素量を減らしてアイオノマーの表面に酸素が集中するのを抑制し、かつ酸素のアイオノマー内における拡散距離を短くして、触媒層における酸素の濃度拡散律速を緩和する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
複数の一次粒子を凝集して形成された二次粒子からなる導電性担体と、該導電性担体に分散して担持された触媒粒子と、前記導電性担体および前記触媒粒子を被覆するアイオノマーとを有する燃料電池用触媒層であって、 前記触媒粒子の粒子量が0.05mg/cm2から0.15mg/cm2の範囲でかつ、 前記導電性担体の平均二次粒子径が100nmから180nmの範囲でかつ、 前記アイオノマーの被膜厚さが6nmから16nmの範囲であることを特徴とする燃料電池用触媒層。
IPC (2件):
H01M 4/86 ,  H01M 4/96
FI (2件):
H01M4/86 M ,  H01M4/96 M
Fターム (9件):
5H018AA06 ,  5H018BB08 ,  5H018EE05 ,  5H018EE18 ,  5H018HH01 ,  5H018HH05 ,  5H026AA06 ,  5H026BB04 ,  5H026EE05
引用特許:
審査官引用 (3件)

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