特許
J-GLOBAL ID:201103075441012342
ジンクフィンガータンパク質によって標的にされる部位の選択および予め選択された部位に結合するジンクフィンガータンパク質を設計する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
園田 吉隆
, 小林 義教
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-593776
特許番号:特許第4350907号
出願日: 2000年01月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ジンクフィンガータンパク質のアミノ酸配列または該タンパク質をコードする核酸配列を生成する方法であって、
(a)各々が少なくとも第1、第2および第3のフィンガーを含むあらかじめ特性が判明している複数のジンクフィンガータンパク質についての指定と、各ジンクフィンガータンパク質の3つの各フィンガーについてのサブ指定とを含むデータベースを提供する工程であって、各ジンクフィンガータンパク質に対応する核酸配列が、各ジンクフィンガータンパク質において、前記少なくとも第1、第2および第3のフィンガーによってそれぞれ特異的に結合される少なくとも第1、第2および第3のトリプレットを含み、該第1、第2および第3のトリプレットが、該ジンクフィンガータンパク質に配列された(N末端からC末端)該第1、第2および第3のフィンガーとそれぞれ同じ順番で、該核酸配列において配列されている(3 ’-5’)、工程、
(b)ジンクフィンガータンパク質の設計のためにあらかじめ選択された標的部位を提供する工程であって、該標的部位は、連続する第1、第2および第3のトリプレットを3 ’-5’の順で含む、工程、
(c)該標的部位の該第1、第2および第3のトリプレットについて、該データベース中のジンクフィンガータンパク質の第1、第2および第3のセットを同定する工程であって、該第1のセットは、該標的部位における該第1のトリプレットに特異的に結合するフィンガーを有するジンクフィンガータンパク質であり、該第2のセットは、該標的部位における該第2のトリプレットに特異的に結合するフィンガーを有するジンクフィンガータンパク質であり、該第3のセットは、該標的部位における該第3のトリプレットに特異的に結合するフィンガーを有するジンクフィンガータンパク質である、工程、
(d)第1、第2および第3のセットのサブセットを同定する工程であって、該第1のセットのサブセットは、該データベース中のジンクフィンガータンパク質の第1フィンガー位置に、該標的部位の該第1のトリプレットに特異的に結合するフィンガーを有するジンクフィンガータンパク質であり、該第2のセットのサブセットは、該データベース中のジンクフィンガータンパク質の第2フィンガー位置に、該標的部位の該第2のトリプレットに特異的に結合するフィンガーを有するジンクフィンガータンパク質であり、該第3のセットのサブセットは、該データベース中のジンクフィンガータンパク質の第3フィンガー位置に、該標的部位の該第3のトリプレットに特異的に結合するフィンガーを有するジンクフィンガータンパク質である、工程、および
(e)(i)該第1のサブセットから選ばれる第1のフィンガーと、該第2のサブセットから選ばれる第2のフィンガーと、該第3のサブセットから選ばれる第3のフィンガーとを含む、ジンクフィンガータンパク質のアミノ酸配列、または(ii)該ジンクフィンガータンパク質をコードする核酸配列を生成する工程、
を含む、方法。
IPC (3件):
C07K 14/00 ( 200 6.01)
, C12Q 1/68 ( 200 6.01)
, G06F 17/30 ( 200 6.01)
FI (3件):
C07K 14/00
, C12Q 1/68 Z
, G06F 17/30 170 F
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (7件)
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Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 1994, Vol.91, pp.11163-11167
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Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 1997, Vol.94, pp.5617-5621
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Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 1995, Vol.92, pp.344-348
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Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 1994, Vol.91, pp.11168-11172
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Nucleic Acids Research, 1998, Vol.26, No.10, pp.2306-2312
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Science, 1997, Vol.275, pp.657-661
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Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 1997, Vol.94, pp.5525-5530
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