特許
J-GLOBAL ID:201103075442849424

クランクシャフトの高周波焼入冷却方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 奥山 尚一 ,  有原 幸一 ,  松島 鉄男
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-371039
公開番号(公開出願番号):特開2002-173711
特許番号:特許第3676972号
出願日: 2000年12月06日
公開日(公表日): 2002年06月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】 クランクシャフトのピン部及びジャーナル部の円柱部の外周上に高周波誘導加熱コイルを載置し、前記クランクシャフトをその中心軸を中心に回転せしめて前記高周波誘導加熱コイルを前記円柱部外周に追従させつつ、前記円柱部と、フィレットR部及びフィレット部とを高周波誘導加熱し、しかる後に前記ピン部及びジャーナル部を主冷却手段により冷却して、前記ピン部及びジャーナル部の表面を焼入冷却するに際し、 前記高周波誘導加熱コイルに、前記主冷却手段の補助冷却手段を固定し、 前記クランクシャフトの中心軸に直交する方向に沿って前記ピン部もしくはジャーナル部の円柱部の外周面から突出している前記フィレット部の先端に前記補助冷却手段を前記中心軸に直交する方向において対応させた状態の下で、前記補助冷却手段を前記高周波誘導加熱コイルとともに前記クランクシャフトの回転に追従させつつ、冷却時に、前記補助冷却手段の噴射孔から、前記フィレット部の先端の外周面に冷却液を前記中心軸に直交する方向に噴射して前記フィレット部の先端を補助冷却し、 これによって、前記円柱部の熱容量と異なる熱容量を有する前記フィレットR部及び前記フィレット部に、前記円柱部に形成される硬化層と均一になる硬化層を形成すると共に、前記フィレット部の焼入面に焼割れが生じるのを防止するようにしたこと、を特徴とするクランクシャフトの高周波焼入冷却方法。
IPC (3件):
C21D 9/30 ,  C21D 1/10 ,  F16C 3/08
FI (4件):
C21D 9/30 A ,  C21D 9/30 B ,  C21D 1/10 J ,  F16C 3/08
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
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