磁気特性に優れた電縫鋼管の製造方法

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出願人/特許権者：
代理人 (1件)：小林英一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2010-013307
公開番号（公開出願番号）：特開2011-149081
出願日： 2010年01月25日
公開日（公表日）： 2011年08月04日
要約：

【課題】磁気シールド用等として好適な、磁気特性に優れた鋼管の製造方法を提供する。【解決手段】C:0.01%以下、Mn:1%以下、Al:0.05%以下、N:0.005%以下に調整し、Si、P、Sを適正範囲に調整して含む組成の鋼管に、加熱温度:Ac3変態点以上1150°C以下、圧延終了温度:750°C以上Ar3変態点以下、縮径率:15%以上とする縮径圧延と、減面率:3%以上15%未満とする冷間引抜き加工と、焼鈍温度:Ac1変態点以上Ac3変態点未満とする焼鈍処理とを順次施す。これにより、平均結晶粒径:500μm以上で、管円周方向に<100>方向、かつ管軸方向に<110>方向が配向した結晶方位のX線三次元ランダム強度比が3.0以上である組織を有し、磁気特性に優れた鋼管となる。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

質量%で、 C:0.01%以下、 Si:0.5%以下、 Mn:1%以下、 P:0.05%以下、 S:0.01%以下、 Al:0.05%以下、 N:0.005%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼管に、縮径圧延と、冷間引抜加工と、焼鈍処理とを順次施し、磁気特性に優れた鋼管とするに当たり、前記縮径圧延を、加熱温度:Ac3変態点以上1150°C以下、圧延終了温度:750°C以上Ar3変態点以下、縮径率:15%以上とする圧延とし、前記冷間引抜加工を、減面率:2%以上16%未満とする冷間引抜き加工とし、前記焼鈍処理を、焼鈍温度:Ac1変態点以上Ac3変態点未満とする熱処理として、前記鋼管を、平均結晶粒径:500μm以上で、管円周方向に<100>方向、かつ管軸方向に<110>方向が配向した結晶方位のX線三次元ランダム強度比が3.0以上である組織を有し、比透磁率:10000以上である鋼管とすることを特徴とする磁気特性に優れた鋼管の製造方法。

IPC (4件)：

C21D 8/10 , C22C 38/00 , C22C 38/06 , C22C 38/50

FI (4件)：

C21D8/10 A , C22C38/00 301Z , C22C38/06 , C22C38/50

Fターム (24件)：

4K032AA01 , 4K032AA04 , 4K032AA08 , 4K032AA11 , 4K032AA14 , 4K032AA16 , 4K032AA19 , 4K032AA21 , 4K032AA22 , 4K032AA23 , 4K032AA27 , 4K032AA29 , 4K032AA31 , 4K032AA35 , 4K032AA40 , 4K032BA03 , 4K032CA01 , 4K032CA02 , 4K032CB01 , 4K032CC03 , 4K032CC04 , 4K032CG01 , 4K032CH04 , 4K032CH05

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